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国別の新型コロナ禍の状況

ホントに久しぶりの投稿。
それがこんなテーマになろうとは…思いもよらなかった。

新型コロナ禍が起こって、僕が感じたのは、
①世界は一瞬(2週間)で変わる…ということ。、
➁この災厄は単なるメディカル危機じゃなくて『現代社会の意思決定システムやコミュニケーション構造』の隙をついた災害だということ。
③世界各国で起こっていることは複数の因子が絡み合う複雑系……なのでシンプル化・標準化しにくいこと。
という印象を受けている。

以下、最新(4月4日)のWorldometers.infoのデータを
筆者がデータ加工したものを掲載する。

国別新型コロナ禍状況202004041

各国の最新状況を指標で見ていくと

米国
感染者増加スピードが危機的な状況、NYは医療崩壊を起こしているが重症化率と死亡率の間にまだ差があるので、欧州と比べればまだ踏みとどまっていると言える状態。

イタリア
感染爆発のスピードは弱まりつつあるが死亡率はまだ圧倒的に高い
元々低水準だった医療キャパの限界を超えた状態が継続している。

中国、韓国
指標で見る限りは新型コロナを抑え込めている状態。感染増加は止まり、新規死亡者数も一桁台で推移(中国に関してはニュートラルな情報でない可能性あり)

スペイン、ドイツ、フランス、イギリス
感染爆発はイタリア以上に危険水域。医療崩壊に瀕しており、死亡率に歯止めがかからない。
日本
北米と欧州に比べると感染者は少なく見えるが、
これはそもそもの検査実施の数に一因がある。
しかし欧米と比べると、死亡率と新規死亡者数の水準は低い。
これは医療体制(ギリギリ踏ん張っている)の力と…
(未検証だが)BCG日本株接種が免疫効果を上げているのかもしれない…。
そして核家族や単身者の多い世帯構成、国民性に起因する比較的真面目な抑制行動と衛生意識の高さ……等の理由があろう。