食事の最初の準備、それは働くこと。
はじめに前口上。
このnoteは、働き方について語っていきます。
きっと誰かの役に立つ人がいると信じて書いていきます。
すでに世の中にはキャリア教育とか職業観養成とか、
いろんなものがあるけれど、
私はそれをあまりちゃんと学んだ経験がないので、
似たような主張をするのかもしれないし、
もしかしたら、すごく違う視点なのかもしれません。
2020年以降、働き方は変革する。
このコロナ禍で世の中の働き方は
大きく変化していくのは間違いありません。
これまでの常識が通じないこともたくさん出てくるでしょう。
ミーティングは自宅でもできる。承認書類にハンコは不要。移動時間を費やしてリアルに対面することの意味が重くなるでしょう。
それでも、人は働く。なぜ働くのか。
その理由を昔にさかのぼって考えてみましょう。
文字通り「食うため」に働いた時代。
太古の昔の人は、おそらく縄文時代まで、働く意味は『食うため』だけだったと言ってもいいのではないでしょうか。
働かざるもの食うべからずどころか、働かざるものはマジで食いものにありつけなかった。だから迷うことなく働いた。
狩猟をしたり木の実を採ったり。労働は『食うため』だったはずです。
そして、創造と革新する人が出てきた。
もっとたくさん捕れるように漁網ができた。
もっとたくさん育つように畑を作った。
もっと日持ちするように干物ができた。
もっとうまく獲れるように武器や道具ができた。
もっとおいしくするために火を使った。
人は食事の準備がもっとうまくいくように知恵を絞った。
成功体験を共有していく。それが教育。
あの人のやり方で野菜をつくると枯れない。
あの狩猟方法は命中率が高い。
この刃物の研ぎ方で便利に切り刻める。
みんなに平等になるために個数を数える。
うまくいく方法を仲間に伝えり、争うことがないように、
ノウハウやスキルやルールができた。
それが教育の第一歩。
働くことと教育だけで世の中はうまくいく。
太古の時代はそれで世の中がまわっていった。
持ちつ持たれつで集落の平和があった。
他の群れとの争いがあるから戦争が生まれた。
権力者や成功者ができて経済ができた。貨幣が生まれた。
カネなんか最後に生まれたのに、
今みんなはカネや権力のために働くようになった。
ちょっと違う。
(次回は経済のはじまりについて)
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