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自分以外の誰かが喜ぶのが仕事

『テキヤじゃろうと博打打ちじゃろうとよ。ワシらぁうまいもん食ってヨ、マブいスケ抱くために生まれてきとるんじゃぁないの』

映画『仁義なき戦い 広島死闘篇』の中で、手のつけようがないキレキャラやくざ、大友勝利が序盤に言い放つ名台詞だ。
好きなことをするために働くという意味では究極だ。
かの本田宗一郎氏も「遊ぶために働いている」と明言していた。

好きなことをするために…、あるいは儲けて贅沢をするために、手段を選ばないのが冒頭の大友勝利だ。

欺くほどじゃないけれど口八丁で売るビジネスはある。

自分がのし上がるために誰かを道連れにするビジネスもある。客が損でも手数料や利益が確実に入ってくるビジネスもある。
つまり、誰かを少し不幸に導いても、自分だけは儲かるというのが、世の中にはある。
その『ビジネスゲーム』で儲けている人を軽蔑するつもりはない。カネへの執着は多くの人より優秀だ。
だけど、もう今からは、誰かのためになって他人が嬉しくなったり、共感できたり、人のためになっている商売こそ陽が当たるべきだと思う。

好き勝手に生きたほうがハッピーじゃん!という勘違い。

誰かの言いなりになって毎日暮らすなんてつまんない。
おもしろくもない仕事に時間を奪われたくない。
気の合う友だちとバカ騒ぎができて、
毎日おもしろおかしく暮らせたら別にいいんじゃね?
若い頃はそんなふうに刹那的だった。
でもそれじゃ、自分以外の誰かを幸せにできねーし。

誰かを本気で喜ばせるのが仕事です。

家族でもいい。彼氏彼女でもいい。
世の困っている人でもいい。病気の人でもいい。
多くの人を感動させることだっていい。
自分がやっていることが誰かのためになっている方が幸せだ。
それが仕事だ。
そこに誇りを持ってやっているやつが成功者だ。
目立ってなくてもいい。

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