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#68 自分をプロフィールで紹介するとしたら?【キャリア自立コーチング】

竹内義晴です。この番組は、組織作りやコミュニケーション、キャリアデザインなどの人材育成、複業やテレワーク、多拠点ワークといった「これからの働き方」についてゆるゆるとお話をしていく番組です。この番組が面白かったあるいは参考になったらフォロー、コメントなどをいただけると嬉しいです。

複業で「社会との接点」を増やす

いまですね、「複業できるぐらいにキャリア自立をする10分間コーチング」というのをお話ししています。「ふくぎょう」とは、サブの副業、お金稼ぎが目的の副業ではなくて、複数の本業がある状態の複業、パラレルの複業ですね。

今後は、「どうやらいままでよりも長く働いていく必要がありそうだ」ということで、1つの会社だけではなく複数の会社や組織、チームなどで関係を構築していくことで、さまざまな「社会との接点」を作っていき、できるだけ長く働く、活躍する……そんなことができればいいなと思っております。

昨日の振り返り

昨日の10分間コーチングでは、みなさんに、「あなたが、自分を第三者に説明するとしたら、一言で何と紹介しますか?」という問いを投げてみました。

もし、みなさんが自分のことを第三者に一言で説明するとしたら、どんなふうに紹介するでしょうか? この問いに対して、stand fmの方にこいちゃんさんからコメントをいただきました(こいちゃんさん、ありがとうございます!)

こんばんは🌙
自分のしていること、簡潔に説明できてないなぁと日頃から思っているのでドキッとしました。この機会に考えてみたいと思います!
ためになるお話をありがとうございます😊

自分が取り組んでいることを説明するのって、いろんなことをやっている人であればあるほど難しいかもしれないですね。

あと、プログラマーやシステムエンジニア、デザイナーなど、直接的で明確な職業があればいいんでしょうけど、たとえは「マネジメントをしています」とか、「人の成長の支援をしています」といった、抽象的な業務になってくればくるほど説明が難しいものです。

また、ほかの人があんまりやってないような新しいことにチャレンジしている場合も、簡潔に説明するのは難しい場合があります。

誰かに伝わることで、社会との接点ができていく

一方で、誰かに伝えることで初めて、社会との接点ができていくというのも事実としてあると思います。

自分を紹介する肩書は一度作って終わりではなく、何度か調整していく必要はあるかもしれません。1つの会社だけではなく、社会と接点を作っていくとき、一言で「自分を何と説明するか」というのを、ぜひ、考えていただければと思います。

今日の質問

さて、今日の質問ですが……。

昨日の問いのように、自分を一言で説明した後、そのあとは、もう少し長く自分を説明することになっていくと思うんですよね。それを「プロフィール」というのかもしれません。

そこで、今日の質問は「もしも、自分のプロフィールを紹介する、あるいは、書くとしたら、どんなふうに表現しますか?」にしてみたいと思います。

自分を知ってもらうとき、必要となる情報は異なる

ボク自身、これまで仕事をしてきた中で、いくつかの会社にも所属したことがあるし、独立したこともあるし、あと個人事業主のような形で個人で働いていたこともあります。

その中で、ふと気づくと、会社や組織に所属する時と、人とのご縁で仕事につながっていく時って、ちょっと違うと思ってるんですよね。

その違いは、会社や組織に入ろうって思う時に求められることって言ったら、大体、履歴書と職務経歴書が求められるじゃないですか。履歴書と職務経歴書に書く内容は、「いままで、どんな学校で学んできたか?」「どんな会社に、何年働いていたか?」という情報と、「いままで、何をしてきたか?」という情報だと思うんですよね。

一方で、人づてとか、ネットの記事を見てとか、ボクの本を読んで……みたいな形で仕事をご依頼をいただく時に求められるのは、職務経歴書とか履歴書ではないんですよね。プロフィールなんです。

それは仕事柄、講演とか企業研修とか、そういった仕事をしているのもあると思うんですけど、プロフィールがなぜ必要なのか? といえば、その人がほかの人に対して「この人は、こういう人ですよ」と説明するために必要な情報となるのがプロフィールだと思うんです。

言い換えると、プロフィールは「わたしはこういう人です」というのを、第三者に分かりやすく伝える手段だと思います。

プロフィールで「もう少し分かってもらう」

プロフィールとは、「いまこういうことをしていて」「過去にこういう経験があって」といった簡単な経歴とか、「今後目指す方向性はこう」のように、自分のことを数行で、端的に説明するのがプロフィールだと思います。

なので、昨日のコーチングでお話したような、自分のことを一言で表現した後に、相手が「もう少し知りたい」、あるいは、自分が「もう少し分かってほしい」といった時に出てくるのがプロフィールだと思います。

プロフィールについて、いままで書いたことがある人もいれば、書いたことがない人もいると思うんです。特に、いままで書いたことがない人にとっては、書き始めると案外難しいかもしれません。

ですが、頭で考えているよりも、書いてみた方が絶対にいいと思います。「書いてみる」ということは、「言語化してみる」ということ。言語化してみると、「どこがうまく書けないのか」といったことに気づくかもしれません。

できれば、何度も何度も書いて改善していくといいと思います。そうすると、より良くなっていくと思います。

また、これは参考までに貼っておきますけど、ボクのプロフィールというかポートフォリオには、いわゆる最初のプロフィールの他に、文末に「プロフィール150文字用」のように、文字数を決めて書いてあるのも置いてあります。

なぜならば、「プロフィールを教えてください」と言われるとき、「〇文字で」と言われるケースがとても多いので、その時は「ここ見てください」と伝えるようにしています。

このように、プロフィールはいろんなケースで使われることが多いので、もしみなさんが、社会との接点を作っていきたければ、いまからプロフィールを準備しておくといいんじゃないかなと思います。

というわけで、今日の10分間コーチングは「もしも、あなたが自分のことを説明するとしたら、どんなプロフィールで紹介しますか」を、問いにしたいと思います。では、今日も1日ご機嫌でお過ごしください。

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