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ならば、鶴橋! 2015年11月16日

 自称「諦められなかった女」神垣です。

 そうだ! 鶴橋へ行こう・・・

 と思いました。


 昨日は、高1次女が1人で大阪まで
 アイドルのライブを見に行くというので
 5ミリほどしかない親ごころを出し
 広島からの往復を付き添うことに。

 京セラドームで
 彼女がライブに酔いしれている間
 わたしは大阪の美人読者グループ
 「大阪ガールズ」の面々と会うため
 天王寺へ向かうことにしていました。

 約束の時間まで
 かなり余裕があったので

 先週、このメルマガで紹介した
 立原正秋の「残りの雪」の終盤を読み切るため
 かばんから文庫を取り出そうとすると……
 
 ない!

 入れたはずの文庫が
 見あたりません。

 あ、忘れた。

 こういうときの諦めが
 人の3倍悪いわたしは
 どうしても続きが読みたくて
 書店で買いなおすことにしました。

 最初
 大阪駅の蔦谷書店へ向かったのですが
 店内に在庫なし。

 昭和55年刊行の文庫だから
 無理もない。

 ならば! と思い立ったのが
 鶴橋です。

 鶴橋の駅は
 ブックオフに直結した改札があることを思い出し
 天王寺へ行く途中に立ち寄ろう、と直行。

 鶴橋のブックオフの棚には
 「残りの雪」の背表紙が
 燦然と輝いている(ように見えた)ではありませんか!

 しかも、108円!
 アマゾンのマーケットプレイスで買うより安い。

 せっかく鶴橋に立ち寄ったので
 界隈をそぞろ歩いてみたところ
 昼間からビールが飲めそうな焼肉屋が建ち並び
 そこかしこからいいにおいが……。

 諸事情あり、店に入って一杯というわけにはいかなかったのですが
 わたしの好きなテイストのお店だらけでした。

 その後、天王寺へ向かい
 大阪ガールズたちと合流するまで
 文庫を読みふけったことは言うまでもありません。

 里子と坂西の道ならぬ恋の行方は……
 里子の夫だった工藤は……

 あ~、どんな連続ドラマを見るより
 「残りの雪」の展開が
 気になって仕方ないわたし。

 でも、まだ読み終えてません。

 だって、大阪ガールズと再会して
 しゃべり倒してしまったんだもん♪

(VOL.2528 2015年11月16日配信 メールマガジン あとがきより)

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