経済までも“ガラパゴス化” 2021年10月5日
おはようございます。自称「考えさせられた女」神垣です。
海外に目を向け、視野を広く持ること、大事です。
8月のメルマガ【読者の集い】のゲスト
アムステルダム在住のコンサルタント
岩本宏紀さん。
中小機構が運営するウェブサイト「海外ビジネスナビ」で
35年前のオランダと現在の変化の様子やコロナ事情について
岩本さんによるレポートが掲載されているので、ご紹介します。
ぜひ、ご一読を!
▼オランダのコロナ事情
~海外をちょっとのぞき見コラム 第6回~
先日、19歳で日本に留学し、20年間日本で事業をしている
中国人女性の話を聞く機会がありました。
20年前の中国の彼女の家には洗濯機がなく、
留学先の日本の学生寮に洗濯機があったことに
とても驚いたそう。
当時の中国は、現在のベトナムのような状況でしたが
中国のWTO加盟、北京オリンピックを機に
経済発展が一気に加速。
2010年ごろは
日本で事業をする彼女の方が中国の同級生より
所得は多く豊かな生活だったのに
それから11年後の現在は、
中国の同級生の方が所得が多くなっているとのこと。
4、5年前までは一生日本にいるつもりだったけれど
将来は中国に帰りたいと思うようになった
と言っていました。
こんなふうに、日本は携帯電話ばかりか
経済までも“ガラパゴス化”しているのか
と考えさせられました。
(2021年10月5日 VOL.3884配信 メールマガジン あとがきより)
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