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山が笑っているから・・・2018年3月19日

 自称「見つからない女」神垣です。

 「山眠る」は冬の季語。
 「山笑ふ」は春の季語。

 葉が落ち、静まり返った冬山に
 草木が芽吹き、花が咲き、鳥の声がし始める様を
 実にうまく言葉にしたものだなと感心します。

 朗らかにいつも笑っていられたら、と願いつつ
 笑ってられない現実にうちひしがれる今日このごろ。

 それでも
 庭先に沈丁花が香り、
 道にはユキヤナギの白や
 レンギョウの黄色が
 目に映るようになりました。

 夜明けとともに
 ベランダには
 今まで聞こえてこなかった種類の鳥の声も。

 眠りから覚めた山は、笑っている……。

 ならば、私も笑っていよう
 な~んてね。

 ちなみに、夏の季語は「山滴る」、秋は「山粧う」。

 広島は雨。濡れて行くにはちと寒い。
 今週も元気にまいりましょう。
(2018年3月19日  VOL.3044配信 【仕事のメール心得帖】あとがきより)


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