「好き」を仕事にすると言うけれど・・・ 2014年8月25日
おはようございます。自称「感動した女」神垣です。
先週の土曜日
21回目の「しごび トークカフェ」を
開催しました。
「好き」を仕事にする……
わたしもそうしてきたし、
周りにもそうした人はたくさんいます。
でも、わたしの場合
フリーになってからは特に
自分のために仕事をしてきた感が強いです。
とても「社会のために」「誰かのために」という余裕も視点もなく、
自分が好きな仕事をしていくためにどうするか、
ということしか頭にありませんでした。
でも、今回のトークカフェでお話を聞いた
キッシュ専門店「グラン・ココ」のオーナー
竹中真弓さんは
「がんばる女性のために」という視点で起業した方。
キッシュを作るのが好きで
広島にはまだない専門店を立ち上げた……
最初、そんなイメージを勝手に持っていました。
でも、実際に竹中さんにお話を聞くと
彼女自身が働く母で
「仕事を思いっきりしたい！
だけど、家族も大切。きちんと向き合いたい！」
という思いを持ち、そのジレンマに悩んできたと言います。
あともう少しで完成する仕事があっても
夕方には途中で切り上げて、
家族の夕食を作るために帰宅しなければならない。
残業して帰りが遅くなったときは
家族にうしろめたい気持ちで、スーパーのお惣菜を買いに走る……。
そんな自分の経験から
働く女性が安心して持ち帰れる、気の利いたお惣菜
買って帰ってから自分で手を加えて完成できる食事を提供したい
と、起業。
キッシュは竹中さんにとって
ゴールではなくスタートで
まずは自分が好きで得意だったキッシュをメインにしつつも
今後はもっとデリカ部門を充実させて
仕事も家庭も大切にする働く女性を応援したい！
という強い思いで営業されています。
女性的で柔和な印象とは裏腹に
内に熱い思いと芯の強さを持ち合わせた男前ぶりに、
参加者一同、心動かされた
今回のトークカフェでした。
最初から「人のために役に立ちたい」という思いがあるから
少々のことでは、へこたれない強さでまい進できるのかもしれません。
それに引き替え、いつもわが身が中心の
わたしの弱っちいこと……
今回は土曜日開催ということで
東京、大阪からもはるばるお越しくださった参加者もいて
いつも以上に楽しく盛り上がりました。
この場を借りて、改めて
ゲストの竹中さん
ご参加くださった皆さんにお礼を申しあげます。
ありがとうございます！
▼キッシュ専門店「グランココ」
（VOL.2244 2014年8月25日配信 メールマガジン あとがきより）