見出し画像

【古代からのマーケティング】生きづらくなるのは当然だった

「この世は舞台、人はみな役者」という言葉があります。私たちは誰もが役者なのです。つまり、本当の自分では生きていないということ。では本当の自分とは? その姿はただただ無力。裸のまま無防備に生まれてきたあの頃の自分だからです。今の自分というのは、役割がありき。生きづらくなるのも当然です。この記事では無力な自分がどう生きていけばいいのかを俯瞰した視点でお伝えします。


私たちは無力な存在

人間とは面白いもので、年を経ていくごとに役割が増えていくものです。その時々の自分の役目なだけ。しかし自分の力だと勘違いして、得た立場を誇ることがあります。生まれ持ったものも、努力で得たものも、等しく自分であると高らかにしているのです。

果たして、この力は本当に自分のものでしょうか? 私はある時から気づきました。この世界は無常です。能力だって、肉体の特徴だって、何もかもが与えられているものです。人はそれを運といいます。

ここから先は

3,776字

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?