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ストレスにがかかるとホットドッグになる??

 こんにちは。げーしーです。
今日は先週までの暑さが嘘のように冷えている北海道です。
車の温度計を見たら19度でした。昨日までは32度とかだったのに・・・。急な気温の変化は体調を崩しやすいので注意を😓

さてさて、少し寒北海道ですがまだまだ東京は暑さ全開らしいです。そんな暑い時にお届けする今日の内容は”ホットドッグ”です。
食べ物ではありませんよー😊

▲サーモグラフィーを使った犬の実験
 今回は犬のストレスをサーモグラフィーを使った温度との相関関係を調べた実験になります。
協力してもらったのは14匹の健康な成犬です。予めストレスの多い環境での直腸温と眼球温が相関しているという予備実験を行いました。そして14匹の犬には飼い主の前で臨床獣医師の診察を受けてもらいその検査前、検査中、検査後の直腸温とサーモグラフィーによる眼球温を測定しました。

▲結果は?
 結果としてはストレスがかかると体温並びに眼球温は優位に上がるということが言えるのですが、それ以上に厄介なデータが現れたそうです。

それはどんなに邪魔にならないようにサーモグラフィーを向けようが犬がそれを不快に思い、目を背けたり、頭を回旋させたりするなど中々眼球温を測らせてくれない。そもそもサーモグラフィー自体がストレッサーになり得ているのではないかという結論になりました。

従って、あらかじめサーモグラフィーに慣れさせたり犬種や性格をさらに細かく設定しての研究が必要とされるという結論に至りました。

以上になります。

 一応人間の方ではサーモグラフィーとストレスについての研究は実証済みで、体表面温度とストレスは相関関係があるとのことですので犬でも同じような結果がでると予想されていました。
ところがどっこい、そのサーモグラフィーにストレスを示す結果になってしまうとは・・・。これが動物実験の難しいところですね😭 
これを元に色々な体温とストレスの研究、強いてはサーモグラフィーを使った研究なんかが増えて行くと面白いかなと思います。

 ここ最近、サーモグラフィーって身近なものになりましたよね。スーパーに行く時もはたまた、コンビニに入る時も目にするようになりました。
今ではスマホにつけるサーモグラフィーなんかもあるので一般家庭でもかなり手に入りやすくなったものです。
こういった研究が進めば、体温変化をいち早く見抜くことで動物の体調不良に気づけて、早急に対策が打てるようになるかもしれません。
ただそんな未来にはもう少し時間がかかりそうです。

何かありましたらコメント欄にて質問、感想承っておりますのでお願いします。

では。♪(´ε` )



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