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胸郭修正エクササイズー21種目ー



こんにちは!!パーソナルトレーナーの重成です!!

今回は胸郭について解説していきます!!

胸郭のマルアライメントは多くの傷害や不定愁訴の原因になります。

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では胸郭のアライメントが崩れしまう原因はなんなのか、そこを明確にしていきましょう!!

そもそも胸郭とはどのように動くのか、バケツハンドル、ポンプハンドルが有名ですよね!!

前回の大井先生の記事で詳しく記載されているので読み返してみてください!!

個人的にバケツハンドルモーションの動きが出なくなることが多いです。ポンプハンドルモーションもさほど出ませんが。。。

なぜなら、横隔膜の機能不全により、呼吸動作がうまく行えず、背筋優位で呼吸動作を代償するからです。

どういうことなのか一つ一つ解説していきましょう!!

横隔膜の機能

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横隔膜 起始
・肋骨部:肋骨弓の下縁( 第7-12肋軟骨の内面)
・腰椎部( 右 ・左脚)
 ー内側部:第 1-3 腰椎体,第 2-3 椎間円板,前縦靭帯
 ー外側部: 1 第 2 腰椎椎体から肋骨突起の聞に張る腰 筋弓(内側弓状線帝)守 2  第2腰椎の肋骨突起と第12肋骨の先端の聞に張る腰方形筋弓( 外側弓状靭帯) 
・胸骨部:剣状突起の後面
停止 腿中心
作用:呼吸(横隔膜胸郭呼吸運動) の最 も重要な筋である ま た 腹腔内臓への加圧を助ける (腹圧負荷)
神経支配 :頚神経叢の横隔神経(C3-C5

横隔膜はこのように肺を下から支えるように位置しています。この横隔膜が収縮することにより、肺を下方に引っ張り肺を拡張して空気中から酸素を肺胞内に取り込みます。

これが皆さんの知る横隔膜の機能だと思いますが、実はもう一つ機能があります。それは姿勢保持筋の役割です。

横隔膜はインナーユニットと呼ばれる4つの筋肉の屋根の部分を司っていて、横隔膜が正常に働き、全てのインナーユニット筋に内圧が掛かり、腹部が安定しその圧が足底に伝わり、姿勢を安定させます。

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ところが、横隔膜の筋力不足や疲労などによる機能不全により、正常に腹圧をかけることが出来なくなった場合、

他のインナーユニット筋への刺激量が減り姿勢が不安定になり、それを関節のバランスで修正しようとして、猫背や反り腰など様々な姿勢を作り出してしまいます。

ではどういう原因で横隔膜などの呼吸筋が弱化してしまうのか。。。

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