雑誌媒体作ってた当事者として

ネットで「PV至上主義からの脱却」と言われるけど、紙媒体出身の編集者から言わせれば20年以上前から、何を今さらの話であった気がする。

「この特集だけが読みたいから、この雑誌買う」ではなく「他の記事や連載も読みたいから買う」という「パッケージ買い」が雑誌を買わせる動機づけ。

なのでターゲティングは当然で、「読者(ユーザー)に何を気づかせるか」の連続だった。

だから部数のUP率だけを見るのでなく、読者の「濃さ」を見た。

で、その次のマネタイズは「定価の値上げ」だった。雑誌1冊10円、20円上げるのにもビビる、チャレンジする、その連続。

家に帰る今夜、紙媒体は売れていないかと気になって数少ない空いている本屋に寄って見る。

で、気になる一冊をSuicaでピッと一冊購入。

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