西松屋のスゴさ

西松屋をご存知だろうか。かゆいところに手が届く商品ラインナップと、徹底した低価格が魅力のベビー・子供服店である。
品揃えは服にとどまらず、オムツや哺乳瓶などのベビー用品やおもちゃ、水着まである。
小学生までの子供用品で、西松屋で揃わないものはない。

私にら3歳の娘がおり、西松屋のベビーユーザーである。西松屋の品揃えと低価格はいかにして成り立っているか、とても気になっている。

プライベートブランドの開発や流通コスト低減など、西松屋社員しかわからないところではなく、あくまで消費者視点で、西松屋の強さのワケを推測してみたい。

まず一つ目。西松屋にはポイントカードがない。

ポイントカードがない分、消費者が得しないのでは?という考えもある。私はポイントカード運営費用を削減するためだと考えたい。そしてポイントで顧客を囲い込むのではなく、価格で勝負したいという経営者の姿勢だと評価したい。
ポイントカードシステム開発や運営に費用をかけるより、商品価格を下げたいという経営方針が見える。そう思いたい。

そして二つ目。西松屋は無音である。
お気づきだろうか?西松屋ではBGMが流れていないのである。

あの広い店舗、高い天井で無音。消費者は否が応でも商品に集中する。
自分が今までいかにBGMを聞き流し、消費していたか。自責の念に駆られる。
西松屋は音楽すらコストと考えているのである。

よく考えてみると、BGMがかかってるからこのお店にいこう、と思ったことは一度もない。喫茶店や居酒屋は長居するので、空間デザインの一環としてBGMは必要だと思う。しかし小売店のBGMはオーバースペックではないだろうか

西松屋の強さのワケとして上記2点を挙げたが、まだまだあるに違いない。

お察しのとおり、私は西松屋が好きだ。これからもお世話になりたい。

P.S. 小売店にBGMは不要、と述べたが、ドンキホーテの「ドンドンドン♪ドンキー♪」で心が躍るのはなぜだろうか?学生時代を思い出すからだろうか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?