自信と謙虚の良いバランスは、自分を客観視しようとすれば生じやすい
「自信を持つことは大切」
「謙虚でいることは大切」
両方のコメントは聞いたことがあると思います。
僕は20代から様々な自己啓発本を読んでいますけど、「どっちなの?」と思った事は何度かありました。
最近、自分の過去の失敗だったり、他人の失敗だったりを観ていて『自信と謙虚のバランス』が大事なんだなと感じています。
このバランスを良くするためには、『自分を客観視しようとする』というのが手段の一つです。
自信過剰な人ですが、それは自分じゃない要因で結果が出ているのに自信を強く持ってしまう場合が多いと思います。
「謙虚になれよ」と言いたくなるわけです。
例えば、自分の担当するお客様がリピートしている場合です。
自分の実力が気に入られたと思うかもしれませんが、実際は「店の内装や価格が気に入っている」「他を探すのが面倒」というのが理由の場合もあります。
自分が休むと伝えた時に「別の出勤日に予約したい」と言われたり、「追加でお金を払いたい」「このお菓子はプレゼントです」となったりした時は自分の影響力があるのだと思います。
また謙虚になろうとしすぎて、「自信がない人」「謙遜しすぎている人」というのも関わっている中でネガティブ印象になり、時にはチャンスを逃す恐れがあります。
他人から観た時に魅力に感じるところを、自分で気づいていないのかなと思います。
「もったいないな。もっと堂々としたら」と感じます。
*ちなみに文章内容を伝わりやすくするために「謙虚すぎる」というのを「自信がない人」という表現に今後も書いていますのでご注意ください。
自分を客観視するには、自分が使いやすいフレームワーク(分析ツール)を見つける事かなと思います。
僕は経営者をしているので、『SWOT分析』をたまに行います。
自社の「強み(Strong)」「弱み(Weakness)」「機会(Opportunity)」「脅威(Threat)」を書いて客観視するフレームワークです。
「強みがあるけど、弱みがある」「弱みがあるけど、強みがある」「機会があるけど、脅威がある」「脅威があるけど、機会がある」と見えてきます。
自分を客観視すると、「自信と謙虚のバランス」が良くなっていきそうですね。
また「客観視しようとしても、内容が正確ではない」という場合は当然あるでしょう。
知識・着眼点の差がありますし、100%正しい客観視は難しいですね。
ただ「自信と謙虚のバランス」に関しては、「客観視しようとする」のでもいいかと思っています。
先ほどの例えで使った「担当するお客様のリピート理由」ですが、「自分以外の理由でリピートしているのかもな?」と思ったら、謙虚の割合が増えると思います。
謙虚すぎて自信のない人でも「冷静に考えたら強みはあるかも。」となるかもしれません。
「多くの人に好かれるために」というよりかは、「自分と周囲を上手く協調してより良い生活・人生を過ごすために」という着眼点で『自信と謙虚のバランスを良くする』は大事だと思います。
自戒を込めて僕は書きました。
参考になれば幸いです。
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