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Vol.2 【営業を始める新入社員に贈っていた言葉】

時代が変わっても変わらない
『営業経験30年の僕が伝えられること』

これまでの営業経験から学んだことを
発信してきたいと思います。

Vol.2 【営業を始める新入社員に贈っていた言葉】

2011年1月 東北での大震災が起きた年の1月
僕は入社以来、初めての異動で静岡に単身赴任となった。
管理職に昇進して支店長としての赴任だった。

そこから2021年6月までの10年間、支店長をしていた。
静岡、東京多摩地区、東京都心部、と3つの支店を
支店長として経験した。

どこも営業の支店だった。

そのころは、毎年新入社員が支店に配属された。

支店に新入社員が配属される初日
新入社員との面談があり支店長という立場から
新入社員に贈っていた言葉があった。

1.失敗を恐れずに多くのことを経験する
2.「今、お客様は何を欲しているのか?」に気づく感性を養う
3.5年後の自分はどう在りたいのか
4.家族・友達・そして自分の時間を大切に
5.人間力を磨く

こんなことを言っていたことを覚えている。

1.『失敗を恐れずに多くのことを経験する』
・はじめてのことに失敗するのは当たり前、何事も積極的に
・失敗も含めて、できるだけ多くのことを経験すべし
・1年目は、かすり傷は多い方が良い
・「前向きな失敗」はOK、「手を抜いた失敗」は怒られる!

2.『今、お客様は何を欲しているのか?』に気づく感性を養う
・セールスパーソンとして、顧客が何を望んでいるのかを察する能力を養え
・顧客そのものに興味を持つことだ
・言われる前に動け、言われてから行動するのは誰でもできる
・小さな気配り、その小さな積み重ねが、後々大きな信頼に繋がっていく

3.『5年後の自分はどう在りたいのか』
・目の前の仕事は今は「点」だけど、やがてそれが「線」になる日が来る
・無駄な仕事はない
・5年後はある日突然やってこない、今の自分の延長線上にある
・5年後どうなっていたいのかをイメージして、今、行動する

4.『家族・友人、そして自分の時間を大切に』
・仕事ばかりしていてはダメ!
・利害関係の無い、何でも言える家族や友達を大切に
・悩みも誰かに言えれば半分は解決するものだ
・今もっている趣味を愉しもう

5.『人間力を磨け』
・「ひと」は一生懸命に汗をかいている姿に共感する
・「ひと」は楽しそうにしている人の周りに集まってくる
・最終的に「人間力」ある人に仕事も人も集まってくる

今こうして振返ってみても
自分が伝えていた言葉が
還暦の自分自身に跳ね返ってくる。

自分自身を大切にして
ヒトとの関係を構築していくためにも
大切なことのような気がする。


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