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有事に対応できる危機管理はコストがかかるので…

『実はこの無邪気な「政治」の暴走を最も憂慮しているのが、官邸で危機管理に携わる「危機管理派」と呼ぶべき人々だというのはなんとも皮肉な話である――彼らは「監視国家」の「先兵」と見なされがちなのだから。2015年特殊法人・日本年金機構がサイバー攻撃を受け、約125万件の個人情報が流出した事件以降も、サイバー空間は想像を遥かに超える厳しい様相を呈しており、IT犯罪も複雑多岐に進化中である。繰り返しになるが、デジタル庁構想は、そうした社会環境に対応できるとはとても思えない。菅首相の現在の行動は、日本の危機管理の脆弱さを、図らずも示している。』

有事に対応できる危機管理はコストがかかるので選挙に勝つためには有権者がわかりやすい問題解決のための政策が優先される。政治家がどんどん幼稚化してきたのは有権者がどんどん幼稚化した結果なのだ。デジタル世界のパラダイムシフトはとっくに起こっている。

菅政権の進める「デジタル庁」、「サイバー攻撃に弱すぎる」お粗末な実態
危機管理の意識が薄すぎる…
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/78653

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