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「紅白歌合戦」から気づく多様性の意味

ここ数年の紅白歌合戦はいかがでしたか?

「知っている歌手が少なくなったな・・・」って思ってませんか?

NHKだってわざと”知らないアーティスト”を選出しているわけではないですよね。

時代は変わったのです。

国民全員が同じ方向を向き、マスメディアを頼りに、”流行っている曲”をみんなが口ずさんでいた時代。そんな時代はとっくの昔に過ぎ去りました。

みんな違う。「推し」という言葉が流通しているのはまさに今の時代を承知しています。個人が自分の好きなモノ、コトに向かい、その中で小さなコミュニティが形成されている時代。そのコミュニティが大きくなるとマスメディアの出番というのが今の流れ。

そう、紅白歌合戦はまさにコミュニティが形成されているアーティストが集合するイベントになったのだ。そのコミュニティに入っていない人はテレビを介して知ることになる。そこでまたコミュニティが大きくなる。

時代は完全にマスマーケティングからコミュニティマーケティングに代わったのだ。

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