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"テクニカルアカウントマネージャ"という仕事

"テクニカル アカウント マネージャ" (TAM) という仕事、聞いたことがありますでしょうか?

情報システム系のお仕事をされていて、外資系の IT 企業とお付き合いのある方は、サポートの文脈で耳にしたことがあるのではないでしょうか?

が、実際この職種のイメージはどんな感じでしょうか?Solution Architect や Consultant と異なり、明確なイメージを持ちづらい(持たれづらい)職種なのではないかと思っています。

  • ポストセールス(サポート)のロール?

    • でも、会社によっては有償サポートの売り上げを負うロールであることもある

  • カスタマーサクセスとは違なり、技術職?

    • "テクニカル" って名前の頭につきますからね

    • でもカスタマーサクセスっぽく、利用拡大や解約回避が主目的となっているところもある

  • 障害発生時に人質になるロール?

    • そんなロールやりたがる人いるのか?

    • でもそうなっている例は見聞きする

という感じでしょうか。同じロールでもイメージや実際の活動に幅がありそうですよね。はい、会社によって実際の活動内容に違いが大きいです。

過去2000年代に私が在籍していた某ソフトウェア企業では、当初は障害発生時の担当者としての位置づけが強かったですが、その後サポートメニューを売る人になりました。その後転職したハードウェア系企業では、ハードウェア保守の一元管理者といったイメージで、保守部品の調達に奔走していたイメージです(その時私は TAM ではなくテクニカルサポートに所属していたので、外から TAM を見ていた印象です)

現在私が勤務している Amazon Web Service における テクニカル アカウント マネージャのロールは、私の20年にわたる TAM 人生の中では理想形だと思っています。

  • 技術ロールであり、サポートの売り上げは負わない。

    • むしろお客様のクラウド投資の最適化を進めるロール

  • 中長期的にお客様のクラウドジャーニーの伴走者としてともに成長できる

    • 障害対応よりも、障害を起こさないようにどうしていくか、お客様のビジネス価値にクラウドをどう活用していただけるか、を活動の中心に据える

    • システムリリース後の運用や改善はもとより、リリース前のシステムにもアーキテクチャやセキュリティ、耐障害性といった観点で貢献できる

ということで前置きが長くなりましたが、この度 AWS Enterprise Support のテクニカル アカウント マネージャのキャリア説明会が、オンライン、オンサイトの両方で開催されることになりました!
オンラインで概要を聞くもよし、オンサイトで実際の TAM のメンバーに直接質問するもよし、TAM という職種に興味を持たれた方、ぜひご参加いただければと思います!。


現役TAMが語る!AWS テクニカルアカウントマネージャー(TAM)の魅力とキャリア

クラウドの最前線で活躍する現役のテクニカルアカウントマネージャー(TAM)が、役割と魅力を語るとともに、AWS での働き方やワークライフバランスについても語ります。

TAMは、お客様のクラウドジャーニーを運用の面から技術的に支援する重要な存在です。お客様の課題解決に向けて専門的な知見を提供し、システムアーキテクチャやオペレーションのレビューを行うなど、高度な技術力が求められます。
また、お客様との強い信頼関係を構築することも欠かせません。最先端のクラウド技術に携わりながら、プロフェッショナルな人間関係を育むことができる、魅力的なポジションです。

今回のイベントではTAMの仕事内容に加え、AWS での働き方やワークライフバランスについても、現役のTAMからリアルな声をお届けします。

オンラインとオンサイト (AWSジャパン目黒オフィス現地)、2つの開催形式をご用意しておりますので、ぜひご参加ください。

※ご応募いただいた個人情報は、イベント運営目的以外には利用いたしません。

【対象者】
ITエンジニアのバックグラウンドをお持ちの方

【内容】
5/23 (オンラインウェビナー開催)
・テクニカルアカウントマネージャー (TAM) 職について(約45分)
・Q&A(約15分)
ご登録はこちら 👉 https://lnkd.in/gKgEM3jT

5/29 (AWSジャパン目黒オフィス現地開催)
・テクニカルアカウントマネージャー (TAM) 職について (約40分)
・現役TAMとのフリーディスカッション (約40分)
ご登録はこちら 👉 https://lnkd.in/gAbFASPf


エンタープライズサポートのキャリア紹介ページもありますので、ぜひご覧ください。

注: ここでの発言は個人のものであり、所属組織を代表するものではありません。



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