滋野有紀子

今までに作った曲の歌詞置き場です。 ぼちぼち更新

滋野有紀子

今までに作った曲の歌詞置き場です。 ぼちぼち更新

ハロー

池の畔にあなたは一人佇んでいました その横顔は本当に本当に綺麗でした あなた魔法が使えるのよね？ 私は知ってる　私だけが知ってる あなたと一緒に春を迎え夏を迎え 誰も知らない部屋の中でただ守られていよう あなたと一緒に秋を迎え冬を迎え 誰も知らない闇の中へ消えて行くのもいいかもしれない その瞳はいつも寂しそうに透明で 本当に本当に美しいと思います 覗き込んで私の姿を何度も確かめるのですが 本当に映れているのでしょうか？ あなたのくれたたくさんの喜びや幸せが 底上げしただ

滋野有紀子

    • フォーク

      もう弾けないギター眺めては 悲しみのグレーの水に浸る日々 杖をついた右の腕に汗が落ちる いつもの帰り道を君と行こう なあ これからは 幸せ食べて生きます 罰当たりも恥晒しも 神様の為す業さ いつかの春の午後に旅に出よう 分子の欠片も残さず音楽になろう なあ 身を削り そぎ落とし骨になる 簡単さ簡単さ それよりも明日から なあ これからは 幸せ食べて生きます 罰当たりも恥晒しも 神様の為す業さ 『フォーク』　2015年10月

      滋野有紀子

      • オールドファッション

        夢のような未来は今ここ 空に飛ばした願いなら 大気圏で燃え尽きたって この間のニュースで言っていたでしょ あの日君がくれた手紙は 予期せぬ風にさらわれて 行方知れずのままさ 僕らの間に流れた月日を 誰も知る由もない 桜の咲く頃 四月の雨音 肌に突き刺さるのは君の声 夢のような未来の代わりに 鞄に詰めたもの君にも見せたい 宛先不明のまま郵便ポストに 投げ続けようマイソング カラスの鳴く頃 八月のカレンダー 沈む太陽に君の影 息の白む頃 二月の風の中 遠ざかる日々は胸に

        滋野有紀子

        • Birthday

          生まれたその日から 昨日までのことを 全部覚えてるよ ひとつも忘れてないよ 君に会った日から 今までのことを 全部覚えてるよ ひとつも忘れてないよ 世界は広くて 読み切れない本棚 大人になるとき これだというのを選ぶの 生まれたその日から 昨日までのことを 全部覚えてるよ ひとつも忘れてないよ 悪魔が微笑んで 身体が壊れても 全部覚えてるよ ひとつも忘れないよ 『Birthday』　2020年4月　

          滋野有紀子

        ハロー

        滋野有紀子

          ホモ・サピエンス・サピエンス

          人類の泣く声に耳をすませば 世界の行く先がわかるでしょう スズムシの鳴く声に耳をすませば 宇宙の成り立ちがわかるでしょう 俺は食べるために 俺は歩くために 俺は生きるために生まれた生き物 人類の足跡に目を凝らせば 我らの行く道はわかるでしょう 天上の星空に目を凝らせば 生命の行く先がわかるでしょう 俺は食べるために 俺は歩くために 俺は生きるために生まれた生き物 俺は食べるために 俺は歩くために 俺は生きるために生まれた生き物 『ホモ・サピエンス・サピエンス』　20

          滋野有紀子

          ホモ・サピエンス・サピエンス

          滋野有紀子

          宇宙ごみ

          虚しい気持ちは空の上 大気圏を越えて飛べ 明日の朝には知らない街に 浮かぶ宇宙のごみになれ 息を吸って吐く 私は走る 生き物の正しいリズム 月と太陽は交互に照らす 今日と明日をつなぐ循環 寂しい気持ちは空の上 大気圏を越えて飛べ 年を取ってまた身体は朽ちる 生き物の正しいリズム 誰も知らない未来を選ぶ 恋はマルチエンディング 虚しい気持ちは空の上 大気圏を越えて飛べ 明日の朝には知らない街に 浮かぶ宇宙のごみになれ 息を吸って吐く 私は歌う 生き物の正しいリズム 意

          滋野有紀子

          宇宙ごみ

          滋野有紀子

          東京衛星

          Yes, I am ジャパネイズ 5日ぶりのホリデイ Yes, I am 私 何にもないわ 手のひらをこぼれた 金貨はどこへ消えた？ 可愛いあの子は 変わらず笑ってるね ヘイヘイ　君がいなくても、OK 宇宙の真ん中の部屋で ヘイヘイ　言われなくても、OK 生きていくんだわ Yes, this is サタデーナイト 街は煌めきの中 Yes, I am 私 何にもないわ ヘイヘイ　君がいなくても、OK 宇宙の真ん中の部屋で ヘイヘイ　言われなくても、OK 生きていくんだわ

          滋野有紀子

          東京衛星

          滋野有紀子

          ダイヤモンド

          窓際から手を振ったよ 相も変わらず 君は俯いている影法師 最初の春の話 君は覚えてる？ 覚えてるはずないよね　ごめんね 君の心知る由もない 私の言葉は霞 君にとっては 窓際から手を振るんだよ 今度こそは きっと目を逸らさずに振るんだよ 最初の春のあの日 私覚えてる 桜の咲く庭には君の声 未来の私から届いた 手紙なんて碌に読まずに破いたさ 君の言葉はダイヤモンド 私にとっては 君の蜃気楼を見てた 春も秋も冬も全部 夢の跡さ 空に鏤めたダイヤモンド 私の心はダイヤモン

          滋野有紀子

          ダイヤモンド

          滋野有紀子

          単独飛行

          出発の準備はオーケー？ 屋根裏に隠したロケットで 出発の準備はオーケー？ 出発の準備はオーケー？ 屋根裏に隠したロケットで あいつら私のことを 内気だと思ってるらしいぜ 未来が見たいのなら 地図は図書館にあるぜ あの日に戻りたいのならば この道の先にしかないぜ 悲しきゃ踊れ リズムを刻め 鏡の中見て笑え 寂びしきゃ電話するとこだけど 宛先ないから歌え 出発の準備はオーケー？ ポケットに隠したこの歌 あいつら私のことを 無力だと思ってるらしいぜ 明日が怖いのなら 考え

          滋野有紀子

          単独飛行

          滋野有紀子

          無一文

          願い忘れたわ 流れる星に 引き出しのロトに 君に 自伝小説はつまらない出来ね Yes, yes, I got it ! しまい忘れてたわ パラレルギター 閉じかけた扉こじ開けて 不貞腐れてても動く身体さ Yes, that’s my buddy ! 石ころ蹴飛ばして 見上げれば星空 回る世界はビューティフォー 今さら御加護なんていらないよ神様 全部見ててよね I have no money, I’m not lucky. I don’t have ! I have n

          滋野有紀子

          無一文

          滋野有紀子

          Yesterday I heard the radio

          Yesterday I heard the radio But the news passed my ears 夢の中においでよ 王道楽土で暮らすの Yesterday I heard the radio But the news passed my heart 目を瞑って1.2.3 この世界はきっと嘘ね オレの罪はすぐに問われてさ 朝になればドアが叩かれる だから今は前を見てるのさ 孤独も夢も全部置いてけぼりさ Yesterday I heard the radio

          滋野有紀子

          Yesterday I heard the radio

          滋野有紀子