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韓国と日本の「歌って踊れるグループ」の比較から見えるもの③

ただの「歌って踊れるグループ好き」が、調子に乗って第三弾を書いています。
韓国と日本のグループのそれぞれの魅力を挙げながら、そこから見えるもの、感じ取れるものを、個人的見解から様々な妄想をも含め書き連ねております。

ここまでの文章で、
2つの国のグループの映像を
鬼リピし続けて気づいた「違うもの」
について書いてきました。

ひとつは、圧倒的に違うものとして「目線」。
(↑シリーズ①
次に、個性の出し方として「服装」。
(↑シリーズ②

もうひとつ、違うなぁ、と思うもの。
これは、特にガールズグループを見ていて
思うことなのですが、

★色っぽさ

が、韓国のガールズグループにはある、意識しているんじゃないかな、ということです。

もう随分前ですが、
少女時代というグループが日本デビューした時の
MVを初めて見た時はおったまげました。
いま調べたんですが、もう11年も前なのですね。

日本デビュー曲の『GENIE』のサビで、ハイヒールにピチピチの短パンで、まっすぐなおみ足を惜しげもなく露出し前にクロスさせるダンス。
かっこよかったですね〜あのMVも何回見たか
わかりません。

挑発的な表情とダンス、腰をしならせてとっても色っぽいなぁ、そしてカッコいい!
と思いました。

日本は「かわいい」が愛でられる文化ですから。
フリフリのフリルのついた少女的な衣装で
可愛い笑顔をふりまき歌うのが、当時は主流でしたから、あの色気を全面に出したパフォーマンスは衝撃。類を見ないものでしたね。

その頃、「KARA」という韓国のガールズグループも出てきて、人気を二分していたように思います。

KARAのダンスといえば、「ミスター」の腰振りダンス。あれには世の男性方もどきどきウキウキされた方、多いかもしれませんが、
私は、彼女たちが腰痛になってしまわないかと
心配でなりませんでした 笑

「少女時代」が人気絶頂のころ、
メンバーが韓国のバラエティ番組に
出ている映像を見たことがあります。
どんな内容の番組だったのか
全く覚えていないのですが、
自分アピールの場面で、
メンバーの1人が
お色気な表情や動きをわざと大袈裟にして
アピールしており、
それを周りがヒューヒューきゃーきゃー
盛り上がる、という場面が印象的で
その映像だけ記憶に残っているんですよね。
そう、その場面を見た時も、
「あ、違うな」と思いました。

日本のアイドルが、そのような「色気」を
ぷんぷん匂わすような、そんな目つきや
仕草、ありえなかったですね。当時は。
(いまも?、、いや、そういうセックスシンボル的に作られたアイドル、歌手はいたかもしれない。もっと昔。1970年代とか)

女性が「色っぽさ」を前面にだすこと、
性的な色気を撒き散らすこと(←このコロケーションが成り立つところが「色気」をどう捉えているのか、、日本語からもわかるなぁという気づき 笑)、もとい、色気を放つことに、
眉をひそめる、そんな空気があるのかな?と。

うん、当時、だけではなく、今も。

そういう型どられたジェンダー環境のなか、
形成されていく人格や社会。
そんなジェンダー環境(教育)をもろに受けて
育ってきた年代の自身にとっては、
もうね、自由でいいと思うんですよね。
「色気」は魅力です。
隠さなくてもいいんです!

性的なものに蓋をする。
もう、そういう時代ではありません。

話がそれました。汗

つまり、やはりこれは、
発信をする側の意識の違いがあるのかな、と。
また、誰に発信するのかというターゲットも
違うのかもしれません。

女性だけでなく、個人の魅力をどのように表現するのか、どう表現したら個々の魅力がより伝わるのか、個々をどう伝えたいのか、により重きを置いているのが、韓国のグループなのかな、と
思ったりしています。

そして、韓国のグループ「OH MY GIRL」の「Dun Dun Dance」の映像から目が離せない私。

かわいい。
手ぇつないでステップ踏んじゃって〜
あざとすぎる。。
もう、これはズルいね 笑

ここまで楽しそうな笑顔を見せられたら、
こちらも気分が上がってきますね。

よし、がんばろう

シリーズ 完 (いつからシリーズ?笑)

読んでくださったみなさま、
ありがとうございました!

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