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1月19日 本日のつれづれ気分

 日々移ろいゆく徒然をしたためんがため、noteを続けております。


 昨日の投稿で、16日連続投稿を達成したようです。
 ということは、毎日書き始めてもう2週間強というところですか。

 まだ2週間、しかも1年の10分の1にも満たない期間しか経っていないんですね。1ヶ月ってほうとうに長い。
 私の中では早くも、1年の半分を過ぎているような感覚に襲われます。

 まだまだ1年は長い。そんなんでへばっていては、あと続かないぞ、などと言い聞かせつつ。

 いつものように、本日も外出することもなく、家にこもりきりでありました。


 相変わらず、家にいてもやることがないので、自宅のロフトから、絵本を何冊か引っ張り出してきて、その中の一冊『ミッケ!(英:Can You See What I See ?)』を眺めておりました。

 『ミッケ!』は、私が子供の頃に愛読していた本の一つで、大人になってからは久しく眺めておらず、もっぱらロフトの本棚にしまわれていました。
 今回、久々に引っ張り出して、しばらく眺めていました。

 眺めてみて、色々考えていたのですが、まず写真がどれをとっても、綺麗にまとまっているということに注目しました。

 一見、小物が雑然として並んでいるように見えるので、子供の頃は「これなら自分でも撮れる!」なんて思って、本の写真の真似をしてみることもありました。
 しかし、実際にはそんな誰でも、ましてや子供が、簡単にできる代物ではありません。

 写真の一つひとつが、例えば小物の配置や遠近法をとっても、非常に緻密な計算がなされていて、無駄がないのです。
 私は、日々の片手間にジオラマを作っているのですが、分野は違えども、世界観の作り方や、写真にしたときの空間の見せ方などが、ジオラマを作るときに参考になりそうな気がしました。

 そして、肝心の本編を眺めていきます。

 指示文自体は、子供向けなので、翻訳調かつ、すごくフランクな文体で書かれているのですが、そこに書かれているものを探すのが、なかなかの難易度。

 そこも計算のうちなのかもしれませんが、とにかく思いもかけない場所に指示されているものが見つかることが多くて、意外性があります。
 色合いが似ているところに、目立たなく存在していたり、あるいは周囲とほぼ同化していたりなど、よ〜く目を凝らして見ないと見つからないことが多く、なかなかの手応えです。

 また、翻訳のせいなのか、原文がそう書かれているのかは分かりませんが、「古いガラス瓶のかけら」など、普通の日本の生活ではイメージが湧きにくいものを探す指示も時折出て来ました。
 いったいどこにあるのだろうとか、たとえばガラス瓶のかけらってそもそもどんな形? と考えてしまうこともありました。

 写真に登場する小物類は、作者が作ったものなのか、それとも長い年月をかけてゆっくり集めて来たものなのか、そこが気になりますが、いずれにしても、配置がよく考えられて、ただ鑑賞してても飽きのこない構成になっているのが、素晴らしく、見ているだけでいろんなインスピレーションが湧いてきました。

 カバーにも書いてあるとおり、子供から大人まで楽しめる、奥の深い絵本でした。

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