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食と食文化のこと。気づいたこと。考えたこと。

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どうしてこんなに美味しいのか。素材がいい、調理の仕方がいい、というのもあるけれど、その味、実は食べる前に半分以上決まっているんじゃないかな。食べる空間、器だけじゃない。文化的な背…
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記事一覧

グルメレポートの禁忌

旨い!美味しい!が氾濫している。 テレビのグルメレポート。安易過ぎる。 おじさんは気になる…

シゲチャビン
22時間前
2

ほぼコーヒーで出来ている

いつからの習慣か定かではないが、中学生の頃にはもうコーヒーを飲んでいた。高校を卒業して、…

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ラーメン求道者の話

50代に入るとさすがに二郎系ラーメンなどは想像するだに気持ちが悪くなるし、純蓮すみれ系のこ…

シゲチャビン
3週間前
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スロースタート家庭菜園

今年の春は、万事において、重い腰があがらなかった。特に運動に関しては、気持ちははやるが、…

シゲチャビン
1か月前
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炊飯は直火に勝るものなし

5年ほど前から自宅のごはんは土鍋炊き。理由は簡単。妻が気まぐれで購入した土鍋を使って、い…

シゲチャビン
1か月前
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メンチカツを見下すな

強いものと強いものが組めば、普通に考えて、さらに強くなるのが当たり前なのだが、どうやらそ…

シゲチャビン
1か月前
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仙台は、いつから牛タンの町になったのか

 青森県で学生時代を過ごした私は、当時、宮城県出身の同級生と付き合っていた。30年以上昔の話だが、彼女は料理が上手で、帰省しない年の正月には、ひき菜と呼ぶ千切りの大根・にんじん、牛蒡などがたくさん入った宮城の雑煮を作ってくれた。仙台麩といって、もっちりした食べ応えのある揚げた麩を煮物料理なんかにも使ってくれて、郷土色に溢れた美味しい料理をよく食べさせてくれた。彼女に限らず宮城出身の友人が帰省から戻る時の仙台土産と言えば、当時は笹かまぼこと萩の月がベーシックだった。 大学を卒

ジンギスカンの食べ方

1970年代、私が子どもの頃は、毎週末家族の食卓にはジンギスカンが登場した。私と兄は、テーブ…

シゲチャビン
1か月前
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