【Maisya ya Nziu🇰🇪】no.21

Habari ya jioni？
みなさん、こんにちは！
今日でNziuにきて、1ヶ月が経ちました。
初めはいろんなことにストレスを感じていましたが、今では…笑
それでは、今週も振り返っていきたいと思います！

☆JUMATATU☆

今日も朝のミーティングは授業開始から20分過ぎて。内容は双子の兄貴を叱りたかったが、弟の方を間違って怒り、体罰してしまったというお話。みんな気をつけようね、と笑いながら20分間話していました…
そしてこの日は１学期分の学費を払っていない子どもたちが帰されていました。その子どもたちに対して、先生方の当たりが強く（親を学校に連れてこいといっていた）、あまりいい気持ちがしなかったのですが…
よくよく聞くと、何人かはシンプルに学費の払い忘れ、そのほかの大勢は親が酒飲みにお金を使いすぎて払えていないとのことでした…
やはり実際に来てみると、自分の想定外のことが起こっていることを思い知らされますね…！

学費を払い終わった確認をしている最中

☆JUMANNE☆

授業中、「例題を出して終わったら教えて、チェックするから！」と毎回いうのですが、子どもたちが解き終わった後に「ティーチャー！！」と呼んでくれます笑 その呼びの推しが強くて、これはいい文化だなといつも思わされます笑
またこの日は、次の日が数学のテストがあったため、自習させてみたのですが、半分くらいの子がぼーっとしていました。日本にも共通する部分があるかと思うのですが、自分で考えて何かをするみたいなことが苦手なんだろうなと感じました。そこの部分も、僕がいる間に少しでも力添えできたらと考えさせられました。

☆JUMATANO☆

この日から試験が始まり、1時間目に数学がありました！
午後、数学のヘッドティーチャーが僕のところに来て、「俺は帰るから、代わりに試験監督をしてくれ」と頼まれました笑
今は様子見なので引き受けましたが、ゆくゆくは断ることも必要だなと思います… （2日間で試験が5教科あって、そのうち４教科試験監督に行ってます。僕が来る前は今いる先生たちで回せていたはず。）

☆ALHAMISI☆

試験と並行して、「ペアレントミーティング」が行われました！
イメージは「PTA保護者会」のような感じ。
ただ日本と違うのは、平日の10時過ぎから始まること。
その時間設定であるにも関わらず、100人ほどの保護者が来ること。笑
保護者のほとんどが農家のため、時間に融通が利くんだろうなと想像しながら、僕も初参加させていただきました。
自己紹介の時間で、校長先生から「シゲも挨拶して！」と言われたので、カンバ族の挨拶である「Mwantindata（ムワティンダーター）」から始めると、大ウケ。笑
改めて、現地の言葉で話すことの大切さを実感しました！
会の最後は、飲み物かパンか… 何かを配布していました。おそらくそれを目的にきた保護者も多いのかな？と思いました（ケニアでは何かの会の後にものが配られることはよく?あります！）

ペアレントミーティング👨‍👩‍👦‍👦

☆IJUMAA☆

イースターホリディということで、学校がお休み。
Nziuはクリスチャンがほとんどなので、多くの方が教会に行く一方、いつも生活をともにしている同僚から「シャンバ（畑）へ行こう！」と言われ、畑仕事をしにいきました！
シャンバ（畑）に到着したのは、昼の12時くらいで、結局18時までガッツリ畑仕事をしました笑（雑草除去やスイカを植えるための準備として、畑を掘り起こす）

ケニア人の体力の底知れなさに驚き。
NZいるときも思ったけど、
海外の人たちの体力えぐい…

⚠️気付き⚠️

試験監督に行って、もの凄く考えさせられることがあります。
それは、生徒の「カンニング」が絶えないこと。
カンニングした場合、その教科の点数は0点になり、先生からチャパ（体罰）されます。それでも止まない理由はどこにあるのだろうかと、今の段階で考えたことを残しておきます。
表面的な課題として、
・試験監督の先生方は、試験中に採点をしたり、外を少し散歩したりして、監督をきちんとしていない。
・生徒の成績の評価がテストの結果のみのため、テストでいい点数取ればいいというシステムになっている。
が挙げられるのかなと。
カンニングに頼って勉強しない結果、高校3年生で受けるKCSE（ケニア版全国共通テスト）で評価 ”E” をとる生徒が大多数（”E” は名前書くだけで取れるとのこと）。

What is K.C.S.E and K.C.P.E Exam?

ただこの課題を少し深掘りすると…
首都ではない地方では「親は子どもを、子どもは親を、一生面倒見る」文化があります。なので、親は子どもを地元から出したくない気持ちが強いと、同僚が教えてくれました。そのため、多くの子どもは高校卒業後、親の仕事の手伝い（農家）をすることが多いです。
つまり、たとえ勉強をしても、大学に行くわけでもないので、彼らにとって勉強をすることがあまり意味のないものに感じているのかなと…（これは僕の推測です）
また大学を卒業しても、就職先があるわけではありません。（物乞いがいる1つの理由でもあります。仕事の数 < 人の数）
勉強をする「目的」。将来の「夢」。
こういった所が、彼らの勉強の意欲の有無に繋がっている可能性があるなと感じています。まだあと2年弱あるので、他に理由はないか、どうやったら彼らの力になれるのかを考えていきたいと思います。

🚨アクシデント🚨

ケニアのNziuを知っている人からいつも「Nziuは水がないから… 頑張れよ！」と言われるのですが、そんなNziuでも今は雨季に入り、ちゃんと雨が降っています笑
最近の雨は特に激しいのですが、なんと昨日寝室じゃない方の部屋が雨漏りしていて、若干ではありますが、床が水浸しになっていました笑
・寝室じゃなくてよかった（多分、みんな思うはず）
・部屋の中で雨水貯められるじゃん…！（これはきっとおかしい）
と思ってしまう辺り、少しずつ染まってきている気がして、自分がこわくなってきました。笑

雨水も貴重な生活水！
昨日初めて、雨水でお湯浴びしたのですが、
まじで感動しました…

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ということで、今週は大変長い振り返りにお付き合いいただき、ありがとうございました！笑
平日は学校教育に畑仕事、土日は畑仕事に野球普及活動…
「協力隊」の定義は人それぞれですが、僕が来る前に思っていた the「協力隊」の活動ができているなと、最近ふと思いました（QOLの低さも含めて）。
今は7割くらい前向きな気持ちになってきましたが、無理をせず、とにかくこれを2年間やり切ることを目標にポレポレでいきたいと思います！

今週もお読みいただき、ありがとうございました！
それではみなさま、また来週🇰🇪

Asante sana kwa kusoma🇰🇪 Tutaonana wiki ijayo🇰🇪