続リモートワーク「信頼貯金」を貯めよう！

３月後半から～５月末まで完全リモートワークで、お客様もリモートワーク中心であったため、前回のnoteでも記載した通り、まずはコミュニケーションを色々と「リモートのみ」でどのように取っていくのかを考えて下記を実行してきました。
・雑談を増やす（毎朝9:00 - 9:30に雑談時間を作って話す）
・1on1の頻度を上げるなど個別の悩みを聞く仕組みを有効活用する
・ウイングアーク１ｓｔの文化浸透のメンバーとして、ウイングアークの一員を感じてもらう活動を行う
https://note.com/shige32/n/n0dd6ddae6508

その中で、当社は、下記のように「リモートワークでの業務を基本とする」との宣言を5月15日に行いました。
https://www.wingarc.com/public/202005/news1268.html

緊急事態宣言解除直後、２ヵ月ほどリモートワークを実施した後、5月26日に当社社員に取ったアンケート結果

当社は、営業系（外勤営業、内勤営業、、マーケティングなど）、開発系（製品開発、サポート、運用チームなど）、人事・管理系（総務、経理、業務など）があり、ある程度、リモートワークでも対応できる業務が多いので２カ月リモートワークを行った結果でも上記のように50%を超える社員が月１～２回レベルとなったと思いますし、他の企業の皆様とは若干違う形かもしれません。

もちろん、そのようなインフラを超特急で展開いただいたＩＣＴ部門の皆様には大感謝です（奮闘の記事は下記からどうぞ↓↓）
https://note.com/wingarc1st/n/n2adf971a8e46

私は、ウイングアーク１ｓｔの営業部門を担当し、自分を含め１４名のメンバーを３グループに分けて業務を推進しています。
緊急事態宣言解除され、完全リモートではなくなった後、３チームのマネージャーが違う動きを見せ始めました
・２つのグループは、週頭のグループ会議はオンサイトで午後に実施
・１つのグループは、変わらずオンラインで実施し、必要に応じて月に１回～２回はオンサイトで実施

オンサイトで実施している部門は、マネージャーが今期から新しいミッション、メンバーも若手が多い
もう一つのグループは、前年度とミッションは変わったが、メンバーは同じ
※こちらのグループには、新卒が入ったので、そこは別の方法でコミュニケーションを取っていますが、それはまた別の機会に

細かな理由の違いなどはあると思いますが、１つは「信頼貯金」をどのように貯めていくかがポイントになっていると思います。
リモートワークが中心の業務スタイルでは、「信頼貯金」は非常に重要と感じており、そのために、一度はお客様にお会いするなども必要に応じて実施していますし、ずっとお付き合いのあるお客様とは、この環境でも変わらずに積上げた信頼関係の中、リモートの会話でもビジネスが進んでいます。

社内でもこの「信頼貯金」はとても重要で、当社も社員が600名を超え、以前と比較し業務が細分化されています。となると、一つの業務を遂行するにも様々な部署と連携をしなくてはいけません。さらに、３月から入社され、一度もあったことのないメンバーもいて、「信頼貯金」があまりない中で仕事を進める、これは結構大変な作業だと思っています。

そこで、全体に波及するような活動として６月から「信頼貯金」を貯める活動として朝会のコンテンツを少し変えてみました。

・水曜日　雑談の時間（変わらず）
・木曜日　木もく　ゲストは開発メンバーが中心
・金クラ　金クラ　ゲストは、マーケ、他地域の営業、業務系が中心
※ゲストは、自己紹介、お仕事紹介、開発サービスに対する熱い思いなどを共有してもらっています。

最初は、この会を通じて、自部門の特に社歴の浅いメンバーが会社の様々な業務や、人となりを知ってもらうことで、親近感を持って仕事を依頼したり、コミュニケーションができるようになればと思い設計してみました。
最近、良い意味で輪が広がってきたと思うのが、木曜日は開発メンバーが、金曜日はマーケメンバーが多く参加してもらえるようになり、当社で活躍している、頑張っている社員の人となりを多くの人に知ってもらえる機会になってきているのではと。

7月15日の全社アンケートより

当社は、直近でもリモートワーク中心で「信頼関係」を維持、または増加させている社員が80%を超えている状態ではありますが、更に上げていく工夫を実施できればと思いますし、この記事の内容が少しでも参考になればと思います。

みなさまの会社、部門、グループの「信頼貯金」貯まってますか？
これからの働き方のバロメータ、、になると私は思っています。