![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75447640/rectangle_large_type_2_05c30a766583d75291de23f48cfc1178.jpg?width=1200)
『メルカリ』という映画の中で、ネオのように目覚めて、タイラーのように生きている。episode 11
●新たな価値を生みだす世界的なマーケットプレイスを創る
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75416421/picture_pc_185a88ceb160e2e0a4e056a4fba4a12e.png?width=1200)
柔術を始めた頃は、
自分に『世界チャンピオン』の称号が付く日が来るなんて、
ゴジラとセーラームーンが闘うぐらい、
想像すら出来ない話だと思っていた。
"価値が無い"と思われていた
僕の左腕の障害は、
『パラアスリート』という名の
"新たな価値"を生み出した。
そして、
パラアスリートだったからこそ、
44歳にも関わらず、
僕は世界的な舞台で闘うチャンスを貰えた。
何に価値が無くて、
何に価値が有るのか⁉︎
何が必要で、
何が必要ないのか⁉︎
その答えは人それぞれで、
価値観は無限にあることを実感した。
メルカリアスリートになるのは
まだ数年先だが、
自分にはもう価値のない物が、
誰かにとっては、とても価値がある物であったり、
またその逆もある。
まるでメルカリのシステムのような人生だ。
●拘り
2017年11月には、
アメリカで開催された
『SJJIF世界柔術選手権 パラの部』
にも出場。
2018年4月には、
再び
『Abū Dhabī WORLD パラ柔術 festival』
に招待していただいた。
ブラジル、アメリカ、UAE、ロシア、モンゴルetc.....
世界のパラ柔術アスリートたちは皆、
気さくで陽気、
明るくて親切、
そして
その佇まいが本当に格好良かった。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75416309/picture_pc_457c2ff389c43e2f80953b9f7d0d16d6.png?width=1200)
殆どの選手が、自分と同じように、
パラ・カテゴリーの試合だけでなく、
一般の試合で健常者と勝負していた。
言葉は通じなくても、世界中に仲間はいる。
自分は孤独じゃない。
柔術、そして後に始めるもう一つの競技も、
僕は
パラ、一般、どちらにも出場している。
それは僕の拘りで、
その拘りは、
Abū Dhabīでの、世界中のパラ柔術アスリートたちとの出逢いによって創られてきた拘りだ。
Abū Dhabīからスタート。
まるで
映画『LIFE!』の主人公のように、
空想ばかり、妄想ばかりの人生だった
僕の毎日は、
冒険の旅へと変わった。
(続く)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75416368/picture_pc_ddacb61195f478c8ba2658425342ea47.png?width=1200)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?