【感想】響 〜小説家になる方法〜

響 〜小説家になる方法〜 - Wikipedia

ずいぶん前に勧められて、全巻コンプしたのにもかかわらず読まずにストップしていた漫画を片付けの際に読みまして、感想を残しておこうと思います。
ネタバレはしないつもりですが、してたらゴメンなさい！

天才少女を書かせたら右に出るものはいないんじゃないか？と思う作者さんのお話でした。今も天才棋士のお話を描かれてましたよね？天才と凡人の比較とか細かいところで言うと、初版の部数の違いとかがあるのかなと思いました。

個人的に好きだったのは、天才が生まれて話題を集めたあとの波及効果！
今まで閑散としてた文芸誌の新刊が出て、書けなかった(連載もらえなかった)人たちが救われる展開が良かったなぁ。天才に翻弄されてた地味な人たちもちゃんと恩恵を受けるところが好きでした。

なかなか文芸の良さを漫画で伝えるのは難しいのだろうけど、ダレずに終わったのはいいなと思いました。読めて良かったです。