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自分の作品の良さは自分が一番わかってるというのは幻想ではないか?
自分自身の良さや欠点は自分が知っていると思いがちだが、実はわかっていないことの方が多い気がする。
それと同じように、自作品の良さも自分が一番わかっているように見えて、実はわかっていない気がするのだ。
例えば本を書いて感想をいただく。
個人的には「面白かった」一言でも充分嬉しいのだけど、それに例えば登場人物の心持などを書き添えてあると、自分の意図しない思いを汲んでもらえる時がある。(正確に言うと意図しないというか、意図した以上の深さで気付いてもらえる)
確かにそうなのだ。
読み手は私とは違う人生を歩んでいる。その分私とは違う目線で物を見ることが出来るのだ。当然ながら視点が違えば物語の見え方も変わってくる。
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小説は作品を読んだ人がいて初めて作品として完成される、という言葉を聞いたことがあるが確かにそうだと思うのだ。
なので、自分の作品を自分が一番わかっているというのは驕りであり、自分の作品の「意図する事は」自分が一番わかっていると言うのが正解なのだろう。
それ以外の面で自分が一番わかると思うのは、傲慢ではないかと思うのだ。
この考えに至って、なんだかスッキリした。
というわけで、いつでも私の作品の感想をお待ちしております(笑)
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