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ブラック企業からプラチナ企業に転職した話

私は高卒で就職した。
時は1993年、就職氷河期のスタートの年である。

商業高校を出て就職したのだが、
面接受けが悪すぎて薄給のスポーツ用品店に就職した。
最初に通してくれたところに就職しようと決めたからだ。
(どこかのサッカー選手みたいだな)

前にも書いたかもしれないが、
まあまあブラックな会社だった。
週一回の休みも展示会とかでつぶれるし、オールと言って12時間労働で所定の時間以上働いても昼ご飯しか出ない。残業しても早出しても手当てをもらえることは無かった。

内気だった私だが、ここで接客しているうちに心臓が強くなった。
石の上にも三年というが、何とか三年働いてそして辞めた。

自分を磨いていきたい、という理由で辞めたが
(陰で褒められていたらしい)
今より高い福利厚生の会社でしっかり休みながらゆっくり
自分を磨いていきたいというのが本音だった。

そりゃそうである。

辞めて三カ月で今の会社に縁があり、中途採用された私は
休みも給料も一気に倍になった。
ろくに研修のないまま働かされたのはこちらも同じだったので
辛いときもあったが、福利厚生の良さが私を常に励ましてくれた。
九州の田舎で東京の人と同じ給与水準。

その事実は私を強くした。

その後辞めざるを得ない事態が数回起きた。
(またいずれ書くと思う。強運としか思えないことが数回あったのだ)
だが私はいまだに同じ会社で働き続け、勤続25年を超えた。

現在夫は専業主夫で私は一家の大黒柱である。

すんなりそうなれたのも、今の会社の福利厚生の良さであり
何だかうまいこと事辞めずに続けられた、私の強運である。

#転職してよかったこと

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