見出し画像

キラキラとかDQNとか避けたくて双子息子の名づけを頑張った話


うちの息子は二卵性双生児である。
という訳で名づけも一気に二人の名前を考えないといけなかった。

ちなみに夫の家系は全て男の名に「彦」の文字が付く。
(夫はマサヒコである)
それを踏襲すれば楽になると思い、彦を付けることは決定した。また、少しでも運気のいい名前にしたいと思ったので、画数のいい名前であることも名づけの条件とした。

息子の誕生日は2月27日だが、当初予定日は3月15日くらいだった。
なので春彦はどうだろう?という話になった。
だが、多胎児は大体37週くらいで生まれるという話を聞き、予定日が2月27日になったので話が変わる。
2月末なら明らかに冬だし、冬彦という名前は昔のドラマの影響もあったのであかんやろと思い、却下。
(昔、ずっとあなたが好きだったというドラマに出てくる登場人物に冬彦さんというマザコン男が出てきた)

双子を妊娠したが、片方は男と分かったがもう片方はワンチャン女かもしれないと思ったので、賢そうな名前を付けたいと思った私は
「聡美(さとみ)」がいいなと思っていた。
(結局男二人だったので却下)

そのうち家に近くにあった釣具屋を見て(彦星という名前だった)
「彦は名前の最初でもいいのではないか?」と私が言い出した。
「彦星はどうか?」
「それなら星彦がいい」
星彦はなんと画数が良かったので、採用されることになった。
あとはもう一人分である。

一人決まった後が長くて、予定帝王切開手術の3日前という状態でもまだ名前は決まっていなかった。
焦っても仕方ないので夫と、お友達がやっていたライブカフェに行くことにし、ランチを楽しみながらそこの奥さんと談笑していたのだが
「名前が決まらないんですよね、○○彦ってのは決めてるんですけど」
「そうなのねー。そう言えばヒデヒコって名前、頭良さそうじゃない?」
「ヒデヒコね~。いいかも」

という訳で早速字画を調べたところ吉だったので、
ヒデヒコは決定。

字をどうするか?
英彦
秀彦
この二択で悩んだのだが(どちらも吉だった)
秀の字は元夫の名前だったので私が却下。

という訳でもう一人は英彦になった。

「頭良さそうだから」
という非常に頭の悪そうな理由で名づけられた話を息子にしたところ笑っていたので、まあいいかと思う次第である。

#名前の由来

この記事が参加している募集

名前の由来

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?