見出し画像

志の道

道を作る仕事をしている。
業界内では、舗装屋と呼ばれる。
道路や駐車場のアスファルト舗装を施工する専門業者。

改めて、「道を創る」仕事をしている。
でもそれは、単なる構造物としての道路を造る、舗装屋の仕事だけを指すわけじゃない。

5年前に、勤めていた舗装屋の清算を受けて、新たに法人を設立して、実質的な事業承継をして、今の会社を始めた。

しばらくして、経営者の仕事について学ぶようになり、会社の企業理念を定めた。

「道しるべとなる」

自分が経営者になろうと決意した時から、単なる舗装屋の会社を作るつもりはなかった。

基本的には、舗装屋として売上を立て、社会と関わっていく。
今でも、ただひたすら舗装工事をして事業運営をしている。

でも当初から、根本的な所での目的は変わっていない。

それは、舗装屋として社会と関わりながら、関わり合う人達に本質的な道を示し、新たな時代のつながりのベースとなるような「道を創る」こと。

その志をあらゆる仕事の根底に据えている。

情熱を持った若い人達に、作業教育と現場経験を通して、生き方働き方の本質を伝えている。

取引先や元請業者、施主に対して、工事の施工を通して、仕事やつながりの本質を伝えている。

この会社の事業運営を通して、地域や業界に、社会貢献の本質を伝えている。

大げさな表現になってしまったけど、大まじめに、でも小さなことからコツコツと、その活動を続けている。

このnote上でこうやって、仕事とは全然関係ないように思える情報発信をしていることも、同じ理由から。

自分が世界に対して与えられる影響はまだまだ小さい。
でも、小さなことからコツコツと積み重ねることでしか、世界は変わらない。

ひとりでも多くの人に、希望の種を届け、それぞれの人が身の回りから、変化の輪を広げていけるように、サポートをする。

ただひたすら、地道にそれを続けていく。

「道を創る」って、そういう仕事。
だと信じている。

この記事が参加している募集

オープン社内報

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?