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#レイクスとのすてきな関係vol.12 〜平田機工 関西事業部〜

世界の主要自動車メーカーや家電メーカーなどの生産ラインを製造している平田機工。本社のある熊本ではサッカーJ2リーグのロアッソ熊本やバスケットボールB2リーグの熊本ヴォルターズをパートナー企業として応援している。関西工場のある滋賀でもプロチームを応援したいという機運が高まり、2022年2月に滋賀レイクス(当時 滋賀レイクスターズ)とシルバーパートナー契約に至った。関西事業部の村山昌資 事業部長は「パートナーになることで当社の地域貢献活動の幅が広がりました。良いご縁だったと思います」と話す。

写真右から関西事業部長・村山さん、管理部・市川さん、前田さん

-村山昌資さんが滋賀レイクスを知ったのはいつ頃ですか?
村山さん)
bjリーグの頃から活躍は知っていました。でも、試合を観に行ったこともありませんでした(笑)。意識するようになったのは、2022年にパートナー企業になってからです。

-村山さんご自身は、何かスポーツをされていましたか?
村山さん)野球をしていました。小学校のクラブ活動(授業)では4年生から3年間バスケットクラブに所属していましたが、中学校にバスケット部がなかったので野球部に入部しました。そこからはずっと野球畑で、平田機工の野球部(現在は廃部)では軟式の全国大会にも出場しました。当時は7番・ファースト、背番号は大谷翔平選手(MLBロサンゼルス・ドジャース)と同じ「17」。大谷選手に対して、勝手に親近感を抱いています(笑)

-滋賀レイクスを応援しようと思われたきっかけは何ですか?

村山さん)熊本本社では2016年よりロアッソ熊本のオフィシャルトップパートナーとなっています。2021年にロアッソがJ3で優勝してとても盛り上がりました。関西事業部(滋賀)でも従業員の福利厚生や地域貢献を地元クラブと一緒にできないかと思ったことがきっかけです。タイミング的にも地元スポーツを応援する機運が高まっていた時期でもあって、滋賀レイクスとのパートナー契約に至りました。

-村山さんが、滋賀レイクスの試合を初めて観られたのはいつですか?

村山さん)2022-23シーズンの開幕戦、西川貴教さんと近江高校の吹奏楽部がコラボされたあの試合(新潟戦)です。同点になって延長にもつれて、こんなにバスケットは面白いのかと思いました。ずっと応援を続けて疲れましたけれど、心地よい疲れでもありました。翌日は用事があって私は行けなかったのですが、子どもたちは連日、試合観戦に行っていました。かなり楽しかったのだと思います。

-パートナー契約時はコロナ禍でした。契約に至る決断が難しかったのではないですか?

村山さん)契約に関して、コロナ禍はあまり意識していませんでした。でも、コロナ禍と関西事業部のリニューアル工事が重なったことで、従業員たちがコミュニケーションを取りにくい時期だったのは確かです。仮設の事務所で仕事をしてもらうなど従業員には苦労をかけていました。正直、滋賀レイクスとのパートナー契約には、少しでも従業員のプラスになればという思いもありました。実際、従業員が試合を観に行き、観戦後の営業日には従業員同士、滋賀レイクスの話題で会話が弾む現象も生まれました。我々にとっては良いタイミングでの契約だったのかなと思っています。

-関西事業部内で滋賀レイクスのファンは増えましたか?

村山さん)最初は増えたけれど、今は止まっているかなぁ(笑)。でも、家族で応援している従業員も多いですよ。何人くらいだったかなぁ。

市川さん) 35名くらいです。(関西事業部の)従業員の1/3は試合を観に行っています。今は従業員の約半分の50名以上にファンを増やすことが目標です!

-ちなみに滋賀レイクスがB2リーグに降格した時はどんな気持ちだったのでしょうか?

村山さん) 終盤に勢いが出てきて、B1リーグに残留できるかなと思っていたのですが、最終的には降格となり本当に残念でした。

市川さん)私の上司が熱狂的な滋賀レイクスブースターで、それこそ最終戦のアウェイ京都戦にも行っていました。普段は来ないLINEメッセージが届きました(笑)。私も本当に悔しかったです。

-降格しても契約を継続した背景にはどんな思いがありますか。

やっぱり、こういう時こそ応援しようという思いがありました。今日の取材に同席しているメンバー(管理部・市川さん、前田さん)からもそういう声が挙がったこともあり、継続して応援していこうと思いました。

-今シーズンから、滋賀レイクスのホームゲーム会場でインパクト大の企業CMを流されています。反響はいかがですか?

村山さん)戦国武将・加藤清正がモチーフの「フラグノイド清正」(ロボット)を起用したCMは、もともと熊本バージョンしかありませんでした。「フラグノイド清正」の背後にあるのは熊本城ですからね。でも、滋賀バージョンを作ってもらえたので、そのCMを滋賀レイクスのホームアリーナで流すことにしました(平田機工HPで閲覧可)。観た方に何これ?と思っていただき、平田機工を調べてもらうのが狙いです。
市川さん)先日、CMを見て当社に興味を持ってくださった方が採用面接にお越しくださいました。
村山さん)そうやったね。キャリア採用者の面接をさせていただいた時に、「滋賀レイクスの会場でCMを流されていますよね」と言われました。

-その方の志望動機が、まさか「フラグノイド清正を作りたい」ではなかったですよね?

市川さん)幸い…(笑)。でも、熊本本社にはフラグノイド清正の1/10スケールの実機が展示してあります。(隣にいる)前田が新入社員研修の時にその実機の製作に携わったみたいです(笑)
前田さん)はい、組み立てました(笑)。班ごとに分かれて、自分たちが考えた動きをプログラミングさせたりもしました。そういう意味では入社後に「フラグノイド清正」を作るチャンスがないわけではないと思います(笑)

-「フラグノイド清正」をデザインに起用した来客用ペットボトルがあると聞きました。滋賀レイクスのロゴも採用いただいているそうですね。

市川さん)熊本本社で使っているのはロアッソ熊本バージョンなんですが…、関西事業部は絶対に滋賀レイクスバージョンにしてほしいとお願いしました(笑)

-「滋賀レイクス愛」が浸透してますね!地元クラブを応援する意義はどう思われますか。

村山さん)バスケットボール寄贈などの地域貢献活動は、滋賀レイクスとパートナーになっていなければやっていなかったことだと思います。2023年度内には、関西事業部がある野洲市の小・中学校に累計100球を寄贈することになります。バスケットは体を鍛えられますし、チームワークの大切さ、仲間や相手への敬意などを学ぶこともできます。また、戦術の組み立てを工夫することなど、子どもたちはバスケットを通して多くのことを身につけられると思います。その過程に平田機工が少しでも貢献できたらいいなと思いますし、地元クラブと一緒に活動する意義もここにあると思っています。

2023年10月に新設された関西工場のエンジニアリングセンター

-今後、滋賀レイクスに期待することは何でしょうか?

村山さん) B1リーグへの復帰です。あとは地域のみなさんに愛されるクラブチームであってほしいですし、子どもたちの憧れの存在にもなってほしいです。

-ちなみに、平田機工さんはB2熊本ヴォルターズも応援されていますが、両者が対戦する際はどちらを応援されるのですか?

(3人とも即答で)もちろん、関西事業部は滋賀レイクスです!

市川さん)私は熊本出身ですが、迷わず滋賀レイクスです!(笑)

2023/12/23 滋賀vs熊本を観戦後に関西事業部の皆さんで記念撮影
2024/3/27滋賀vs熊本戦(アウェー戦)は関西事業部で
パブリックビューイングが実施されました!

PARTNER INTERVIEW連載「レイクスとのすてきな関係」のバックナンバーはこちら



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