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しがレポ2022@高島レポート②

今回の目的(知りたいこと、体験したいこと)を教えてください。
高島といえば針江 テレビ番組で見た針江の印象しかありません。環境意識の高い 地元の方々 水路を流れる清らかな水 湖西の澄んだ琵琶湖、そして 田舎。高島はどんなところで どのような魅力があり どのような不便があるのか。漠然とした疑問や期待をこの目で見たい何か感じたいという目的でした。

最も印象的な体験とその感想を教えて下さい。

印象的な事は 3つです。
1つ目は 当たり前ですが 高島は広い!公共交通機関では 琵琶湖をぐるりと囲むJRの湖西線が高島への唯一のアクセスですが、駅でいうと 近江高島〜安曇川〜 新旭 〜近江今津〜近江中庄〜マキノ、さらにそれらの湖側・山側で暮らしも違う。高島って広い。
2つ目は 移住されて 何かにトライしている方があっちこっちにいる。「ムーミン谷で暮らしたい。」みたいな、移住って皆そんな感じじゃないの?という私のイメージ、願望とはかけ離れて、高島で紹介していただいた移住者の方は皆さんエネルギッシュ。知恵と工夫 センスにコミュニケーション能力という自分という資本を駆使して繋がり、楽しみ、お金を稼ぎ、生活する。それを実践している。それができるフィールドが高島にはある。
3つ目は、やはり琵琶湖の美しさ。高島で早朝にみた琵琶湖のたおやかな美しさは 地球の一部に触れている様な感覚でした。

仕事見学・体験を通して感じた滋賀の「働く」魅力はどんなことだと思いましたか?見学の内容や感じたことを教えてください。

仕事見学では、株式会社よこいファームさんの水耕栽培を見学させていただきました。湧水や秋葉の水を利用した屋内での栽培は季節 天候問わず 安定した品質と収穫が可能。
特別栽培のお米、にんにくの農作物の生産、さらに、プリンやドレッシングの加工から販売など、6次産業まで柔軟に精力的に活動しておられました。なんの経験もなく農業を生業にするのは難しいですが、よこいファームさんのように新しい事にトライされる企業とマッチングできれば 農ある暮らしを実現し、かつ収入も得る事ができて田園地帯のサラリーマンも現実的な生き方ではないでしょうか。

交流を通して感じた滋賀で「暮らす」魅力はどんなことだと思いましたか?

滋賀で暮らす魅力は、田舎と都会の間。いろいろな生き方が実現できる立地。琵琶湖の風に吹かれるもよし、電車乗って1時間で京都に出るもよし。車必須の田舎生活ですが 駅前に住めば スーパーもコンビニもあり カフェもあったり 生活に不便はないそうです。ちょうど良い滋賀。これが大きな魅力。

(参加目的に対して)得られた気付きや学びを教えてください。
高島って、滋賀にある水の綺麗な田舎。という漠然としたイメージでしたが、実際行ってみて、そこかしこに涌き出る湧水から水の豊かさを感じる事ができました。針江は水路が住宅街を通り、そこで地域の子供達が遊ぶなど、水と共生する地域ですが、観光地ではありません。そしてこれは、高島が、開発と発展、便利をやたらに追及する暮らしにNOと言うことにより自然と風土が守られているのではないかなと思いました。

プランを通して気付いた滋賀の魅力を教えてください
高島はそこそこ便利な立地で美しい自然環境と古の風土が今に残る場所です。だからといって因習の残る農村という程でもなく、コロナ禍から近年、移住者の方も増えたので、コミュニティに参加すれば人との繋がりも生まれ、土地勘のない場所でも楽しいカントリーライフが実現できるのではないでしょうか。
例えば、趣味を仕事にしたい、お店やりたいなど、何か始めたい方は本当に実現可能な穴場スポットとして紹介したいです。失敗しても、都市部にでてバイトしたらいいしね、ってフォローして。

全体を通した感想を教えて下さい。
しがレポはとても 楽しかったです。水の郷、高島の暮らしを要所要所で案内していただき 観光ガイドブックでは知りうる事のできない、今現在の高島の姿を垣間見た気がしました。
1人で訪れては決して出会えない人、行けない場所に出会えました。この度は大変、有意義な経験をさせて下さり、ありがとうございました。 (40代・女性)

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