見出し画像

しがレポ2022@近江八幡レポート④

今回の目的(知りたいこと、体験したいこと)を教えてください。
初めて滋賀を訪問したのはしがレポ参加の1カ月前でした。
その際に琵琶湖の魅力に圧倒されて移住の検討を始めたわけですが、参加までの約一カ月間ネットや書籍でできる限りの情報収集は済ませておりました。ただやはり一見しないことには移住の決め手がないと感じ、難しいことを考えず滋賀の雰囲気が肌に合うかどうかを再確認する目的で参加を決めました。移住後に住むとしたらどのエリアがいいか、交通の便や就職先、子供の進学など長期的な目線でも情報収集したかったので是非地元の人にじっくり話を聞いてみたいと思っておりました。

最も印象的な体験とその感想を教えて下さい。

八幡掘のボート体験が一番記憶に残る体験でした。
観光客向けのエンジンボートではなくあえて手漕ぎというのも贅沢な経験ができましたし(腕はパンパンに疲れましたが意外と慣れました)、何より地元の方(体験に協力いただいたオヤジ連の方々)と交流を持てた貴重な時間でした。私たち家族は移住先の「人」の雰囲気を重要視しているのでボートを漕ぎながらゆっくり会話できたこと、特に近江八幡の歴史や普段の生活ぶり、休みの日の過ごし方(オヤジ連の方々は高齢でしたので自分たちが老後どのように暮らすかのヒントにもなりました)など交流会のような改まった席では聞けないような話をたくさん聞くことができました。子連れでの参加でアクティビティの参加に不安もありましたが皆さん子供慣れされているのかとても自然な雰囲気で親切にしてくださいました。子連れ移住においては近隣の方々が子供に対してどのような姿勢で接してくれるのかということが大切になってきますので、そのような意味でも地元の方々の温かさや懐の深さに触れることができ、ここならのびのびと安心して子育てできそうと直感しました。

仕事見学・体験を通して感じた滋賀の「働く」魅力はどんなことだと思いましたか?見学の内容や感じたことを教えてください。

千葉から近江八幡に移住して1年のご夫婦からお話を伺う機会がありました。普段は八幡掘近くのショップにお勤めの方でしたが、実際移住先でうまく仕事を見つけられるのか不安があったので先輩移住者から地域になじみながら生活基盤を整えていく話を実体験に即して伺えたのはよかったと思います。やはり琵琶湖の存在は大きく休日のアクティビティには困らないので、「よく働きよく遊ぶ」ことのできる理想的な場所だと思います。我が家は将来的に移住先で起業することも考えているので起業家を育成する土壌が滋賀には備わっていることも好印象でした。

交流を通して感じた滋賀で「暮らす」魅力はどんなことだと思いましたか?

滋賀の魅力は何と言っても田舎と都会の間のちょうどいい暮らしができるところではないでしょうか。初めて滋賀を訪れた時、田園風景のあまりの美しさに驚きました。その向こうには琵琶湖があり、多くの人が休日のレジャーを楽しむ姿がありました。自然あふれるのどかな雰囲気が流れるエリアを通り過ぎればイオンなどの商業施設や琵琶湖沿いにオシャレなカフェもある。新快速を使えば京都も大阪も近いので仕事やおでかけにも困りません。子育ては自然に近い環境でゆとりをもってやりたい、忙しく毎日を過ごすのではなく自分のペースに合わせて必要な分だけ働いて休日は自然のそばでゆっくり過ごしたいと考えていた私たち家族にはぴったりの場所だと言えます。

(参加目的に対して)得られた気付きや学びを教えてください。
コーディネーターの堀さんをはじめ地元の方々や同じ移住を検討している方から貴重な情報をたくさん得ることができました。特に現地の教育事情については前情報が少なかったので小学校のPTA会長を務められている堀さんからのお話は大変参考になりました。
そしてやはり実際に足を運んだことで、滋賀の人や街の雰囲気が自分にぴったりだと確信することができました。こういう感覚は言語化するのが難しいですが、移住に際し最も大切なのは現地に行くこと、これに尽きると思います。

プランを通して気付いた滋賀の魅力を教えてください
滋賀の魅力は「人」、「暮らし」、「琵琶湖」、「災害の少なさ」だと思います。我が家の場合、関東から関西への移住になりますが文化圏が大きく違うので、地域の人とうまくやっていけるかということが懸念点でした。一般的な関西のイメージと違い、滋賀の方々は物腰柔らかで排他的な雰囲気がなく、かといって押しが強いわけではないので外者にとってちょうどいい距離感で接してくれるなという印象があります。琵琶湖やちょうどいい田舎暮らしについては前述のとおりですが、災害が少ないというのも今の時代とても重要な観点になってくると思います。移住は長期的な目線がとても大事なので、例えば家を構える際、そういった災害の危険性が少ないエリアであることはとても魅力的だと思います。

全体を通した感想を教えて下さい。
自分たちで移住先を下見するとなるとどうしても地域の人たちとの交流の時間が持てないのが課題になると思います。その点しがレポでは現地の方の生の声を聴けるので、移住の気持ちが強い方には特におすすめのプランだと思います。
我が家はしがレポ参加にあたり、滋賀に関する書籍を3冊ほど読んで滋賀の魅力だけではなく、歴史や問題点も少し頭に入れておきました。そのせいかコーディネーターの堀さんや他の参加者、地元の方々ととても会話が弾みましたし気になってたことをクリアにすることができました。とても実りある時間にできたと思います。是非今後しがレポに参加する方も少し情報を入れた状態で参加されると充実度がより高まるのではないかと思います。
我が家は小さい子供を連れての移住を検討しているので、引っ越しのこと、保育園、仕事のことなど気になることも多いです。同じような境遇の先輩移住者との交流を持てる機会があれば尚良かったかなと思います。 (30代・夫婦)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?