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しがレポ2022@豊郷レポート①

今回の目的(知りたいこと、体験したいこと)を教えてください。
大卒以来ずっと就労した首都圏から離れるきっかけに地方移住を本気に検討したところ、滋賀移住計画を見つけ、本年9月17、18の1泊2日で本計画の湖東エリアプランの体験に行ってきました。以前にも彦根や比叡山等の名所に観光に行った事もありましたが、滋賀県内ちょっと離れた場所には初です。今回のプランで郷土文化の理解を高めると見込んでいます。

最も印象的な体験とその感想を教えて下さい。
岡村本家及び町散策では、お茶もありお酒もあり、自然と人文が豊かな町でした。地酒の金亀本当に美味しく、色で精米精度を分けて、サイヤ人の髪色程分かりやすいとは、お酒に詳しくなくても、非常に助かります。
工場も巡り、思ったより高精度で醸成していましたが、親方と顔を合わせられず残念でした。メインで三人で回せるとは、大変そうだと想定し、本来なら色々教えを請いたかったです。町に散策して一番思った事は、滋賀大の学生さんが改修する物件がたくさんあり、20年も継続したプログラムとして、きっと住民たちと深い信頼関係を結んだのだと思います。伝統と革新が両立できていることを感じました。

仕事見学・体験を通して感じた滋賀の「働く」魅力はどんなことだと思いましたか?見学の内容や感じたことを教えてください。
2日の体験の中で、滋賀でお会いした皆様はいいお手本だと思います。多様な就労があり、趣味を仕事にすることも可能です。奥永源寺の自然の中に浸しながら茶園オーナーとして働いている人もいるし、他県での習得した技を活かし、マスターとして喫茶店を経営する人もいます。

交流を通して感じた滋賀で「暮らす」魅力はどんなことだと思いましたか?
プランの2日目に、豊郷小学校旧校舎群の見学を行いました。アニメが大好きなのですが、軽音の舞台としてより、学校の歴史に夢中になっていました。
今まで古川鉄治郎氏の経歴にそこまで詳しくありませんが、世の中すべての学校や病院を寄贈をするという行動に、敬意を表します。寄贈された学校から出た学生さんが地元の恩を覚え、将来に自分なりの力で地元に貢献する好循環がでるのだと、とても感動しました。

(参加目的に対して)得られた気付きや学びを教えてください。
今回はほぼ観光気分で湖東エリアプランを参加しましたが、思ったより勉強したことが多く、非常に嬉しいです。いろんな人と出会い、出会った人達に感心しました。独自な生き方や斬新な観点に没頭している姿に感銘を受けました。
特に政所茶の話で、お茶の産地として産量等の関係で危ないところだったと聞き、少し深く考えてみました。経済学でよく見えざる手を神の手と言われていまして、競争力のないものは自然に消えていくと聞きます。今回は、本では分からない過酷な競争があるということを深く理解しました。神様も無慈悲だなあと思いました。

プランを通して気付いた滋賀の魅力を教えてください
自然との調和は魅力の一つと思います。私は、中国地方から5,6時間運転し、最初の茶縁むすびに着きました。早速、冷製政所茶を試飲しました。喉の奥に流し込んだ瞬間、疲労感を感じた体が元気になりました。政所茶の産地として、有機に拘った古法栽培を代々続けています。現代社会を拒否した訳ではなく、SNS等の手段を活用し発信し、上々に知名度を取り戻しています。途中、樹齢350年の古木も観覧したのも良かったです。

全体を通した感想を教えて下さい。
柔軟な対応と充実なプランが特に良かったと思います。もし、移住を計画している知人がいる場合、紹介しようと思います。 (30代・男性)


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