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北九州のソウルフード【資さんうどん】

はじめに

先日北九州市で行われた、北九州市が誇るソウルフードカンパニーである「株式会社資さん」の社長講演会に行ってきました。このnoteはそのイベントレポになります。

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先ず資さんうどんとはなんぞや?ですが、

資さんうどん・・資さんうどん(すけさんうどん)は、福岡県北九州市に本社を置く株式会社資さん(すけさん)が運営する日本のうどんチェーン店。
引用・・Wikipedia

です。サイトはこちら!

続いて、簡単ではありますが、そのイベント内容をこちらになります。


成長し続ける企業づくりへの挑戦

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社長の想いや資さん概要

登壇者:佐藤社長(広島出身で、ソニーやボスコンに勤務)

大学院卒業後に、世の中変えられるからと思いソニーへ就職。しかし学生時代はアメフトばかりで勉強しておらずというところがあり、勉強し直しでボスコンに転職。

そこでそもそもの、世の中変えたいからという思いが強くなり、世界を変えるなら、孫さんか柳井さんだと思い、柳井さんの経営するファーストリテイリングへ転職。柳井さんの下で10年働き、三田製麺などを運営するエムビーキッチンで2年社長を務め、その後人生かけて良い仕事として、資さんに出会う。

資さんは、福岡の3大うどんチェーンとして特集される。
(牧のうどん、ウエスト、資さん)
しかし各社と競争して勝つというよりも、うどんを広げるという思いで各社と取り組んで行きたいとのこと。

資さん自体は、法人設立1980年(スタートは1976年)で、創業社長が元々は町の電気屋さんだったが、スキューバの友達からのお誘いでうどん屋を始めることに。しかしスタートしたはいいものの、1件目はかなりの売上不振のうどん店だったそう。

これじゃ駄目だと、2年間日本のうどんを食べ続けて今の味を作る。
資さんは、出汁にこだわっている(さばやうるめ、昆布、しいたけ)。原材料へこだわり、実は粉もとても良い粉を使っている(とてもランクが高い粉)。


◯資さん強み

・赤字店が行列の出来る店へ
・お客様の殻の意見を受けれて試行錯誤
・好みを追求して完成形に近づけていく
・戸畑という工業の街でやっていたので、パンチのある癖になる味
・北九州から離れると食べたくなる味
・広がった100種類以上のメニュー
・それもお客様の声で出来た
・いつでも利用しやすい便利な店作り
・元々カウンターのみから、テーブル、座敷も
・お客様のニーズを重視

お客様の声をしっかり聞いて、それに対して真面目に回答している。
だからこそ改善出来て、お客様の方を向いてるDNAが出来ている。
お客様を起点に進化し続けるのが資さんだ。

気持ち良い接客、心地のより雰囲気作りをしている。
資1グランプリ(No1の店長を決めるコンテスト)をスタート。
お客様に対する責任感=資さんプライドがそうさせる。

実は、月複数回くるお客さんが25%でコアなお客様に支えられている。
資さんファンが大きな財産でつまり、商品+店舗を人が支えている。



◯資さん目指すところ

創業者の思いが言葉になっていなかったので、そうなると、人によってバラツキがでる。創業者と働いた人が少なくなってきたが残っているうちにそのDNAを浸透させることが使命。

そのため、経営理念を決めることになり、創業者の想いを言葉に変えた。

それが、

「幸せを一杯に」

いつの時代も、どんな場所でも最高の一杯を届け、一杯を通じて幸せを分かち合う。資さんは伝統をさらに進化させ、常に本物の美味しさへの挑戦を続ける。

資さんの3つの約束
・味と品質のこだわり全てのお客様に満足頂ける一杯をお届け
・気持ち良い接客でホッと和らげるお店つくり
・互いに尊敬しあい、相手を思いやることで安心した職場つくり

資さんは現在安定期、それを再生長期へ持っていく。全店地域一番店を目指す。


本当に美味しいものはどこでも美味しいと思ってもらえる

北九州の資さんから、九州の資さんへ
なぜ九州?それは大事にしているのはお客様の声。
ここを一番だ大事にしている。

ご要望の多い地域から作っていく。今後は、人口の伸びている地域に出店していく


資さん成長のための大きな財産
「資さん」ファンのお客様
「資さん」応援団の皆様

北九州=資さんを生み育てた街

地域貢献の重要性と考えて、資さんを広める活動を今後更に加速させていく。


◯成長し続けるために

事業承継へのチャレンジするため、資さんを100年企業にする。
つまり、資さんを未来栄光輝かせ続ける。創業者との対話、資さん創業の精神を大事にする。

不易流行
(松尾芭蕉)

の言葉が今の資さんにはピッタリ。資さんは、トライ&エラーの繰り返し成長を重なる。


10のチャレンジから1つの成功と捉え、やりながら考えていく、リーンスタートアップで実践する
つまりそれは、会社を潰す失敗で無ければどんどん失敗することが必要。小さな成功体験づくりを行う。

社長自身も現場に立つようにしている。スタッフから、

「じゃま、遅い」

と言われるが現場を知ることで、実際に改善に必要な部分は現場にいるからこそわかる。


創業者だから出来たでは成長がとまる=生き残ることが出来ない
どう進化し続けるかが重要になる。

経営者の役割は、成長し続けることが良いことだ。

カリスマリーダー → チーム経営の時代へ。
1人が考えて指示するのではなく、それぞれの力で成長し続ける

飲食業=労働集約産業=人材産業


組織作りで重視してるところ
1経営理念と経営活動を一貫(言動一致)
2共感の和を広げる(採用・育成)
3内発的動機から挑戦機会を作る
4対話(コミュニケーション)の量×質


2019年活動方針

「チームワークで高い壁を乗り越える」

One for all ,All for one.


北九州発の元気印へ


最後に

社長自身が、電機、コンサル、飲食、小売と幅が凄いのに驚きましたね。ここはかなり同意で、人間働くとなると適材適所があると考えています。

合わないことを続けるよりも、より合うところに行くのは絶対に今の社会でありだなと。だって会社もそうですが、人間も進化していっていると思うんですよね。そうなるとその時代、その時の気持ちによって皆誰でも活躍できる、するべき場所は変わるなと。

それに社長自身が現場に立っているのも共感できました。まあ正直どこまで現場にいて、何やっているかは知らないですがww

でも現場こそチャンスもヒントも眠っていると思ってて、自分と話が合いそうだなと思いながら話を聞いていました。出来れば一緒に飲みたいな。このnote見てないかな、、、佐藤社長!このnote見ていたらぜひご連絡をお待ちしています😁

↓ご連絡はこちらですww


とまあ冗談ですが、社長の話はとても目頭の熱くなるものでした。それはやはり自分の地元北九州のソウルフードってところもありますよね。

北九州で資さんうどん知らない人なんて、食べたことない人なんていないんじゃないかな。私も大好きで、私の血液は資さんうどんの出汁で出来ている。。。とまでは言いませんが、今でも月1〜2回は行ってますね。

なんでしょう、無性に食べたくなるんですよね。その食べたくなる理由も今回言ってましたが、そりゃそうですよね。そういう仕組を作ってますよね😁だからこその繁盛店。

ちょっと長くなってきたのでこの辺で終えますが、地元にソフルフードと言える品があることに誇りを持てますね。今後も資さん、頑張って!日本の資さんになって、日本全国どこでも資さんが食べれる日を楽しみにしています!今回は素晴らしいご講演、ありがとうございました!!!


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