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トレセンの秘密に迫る|1.SHIFTの受入研修「トレセン」とは、なんなのか?

はじめに

みなさんこんにちは。
SHIFTで社内メンバーの能力開発をしている、タカハシです。

久~しぶりにブログの投稿です。いかがお過ごしでしょうか。

さて、「トレセン」 という言葉をご存じですか?

サッカー経験ある方は耳にしたことがあるかもしれませんね。日本サッカー協会さんが主催しているユース育成制度で「トレセン制度:ナショナルトレーニングセンター制度」というものがあります。

が、ここでお話したいのはそちらではありません。
某ラジオ局さんの番組でもありません。

SHIFTの 「トレセン」 です。

トレセンってなに?

SHIFTでは 年間1,000人以上、毎月80人から多い月では約180名(2022年4月実績) も中途入社される方がいます。

そこで、 入社された方が最初に受ける受入研修のことを「トレセン」 と言います。

「トレセン」とは、もとはトレーニングセンターの略だったかもしれませんが、もはや「トレセン」は「トレセン」でしかないですね。なにしろ、ぼくが所属している部署名が「トレセン室」ですから。

ぼくは、2019年の10月にSHIFTに入社して以来、毎月この「トレセン」をメイン講師として担当しています。

今が2022年の8月ですから、3年近く、のべ3,000人 の受入で登場しているわけです。

採用を除けばSHIFTで最初に出会う社員であり、(自分で言うのもなんですが)SHIFTの印象を決める顔でもあります。

とても責任を感じる一方、とても楽しく毎月過ごしています。

何をするためのものなの?

「トレセン」 とは何をするためのものなのでしょうか?

「トレセン」は2015年頃からはじまり(ちなみにぼくは4代目)、内容はその時々のSHIFTの状況に合わせて改善しながら脈々と続いています。

その 「トレセン」で大事なことを一言で言えば、「SHIFTの歩き方を知る」 ということになります。

SHIFTでの仕事のやり方、考え方、雰囲気、風土、大切にしていること、、、を伝えます。

いわば、カルチャー

ここがしっかりすることが、11期連続売上1.5倍成長をし、それに伴い社員がどんどん拡大しても、SHIFTらしさが残る一つの要因と考えています。

もう一つ大事なのは 「横や斜めの繋がりを作ること」 です。

それも、特に横。つまり同期間ですね。ぼく自身、SHIFTに入社した際にもちろん「トレセン」を受けたわけですが、その時の同期は90名でした。

入社前にも「SHIFTは毎月入社者多いので」とは聞いていましたが、正直予想以上というか、人数に圧倒されたのを覚えています。

ただ、そこで仲間を作れたことで「同じように思っているのは自分だけじゃない」「何かあった時に頼れる」と思えるだけでも心強かったですし、実際何かあったときに一番頼りやすいのは「同期」ですね。

仲間がいる、と思えると孤立感も少なく、ともすれば「辞めようかな」と思ったときも踏みとどまれる、というのもありますね(ありがたいことにぼく自身は辞めたいと思ったことはありません!)。

そのために、5日間の集合教育を行います。

エンジニアだけでなく、営業やバックオフィスまで、例外なく全職種、全レイヤー合同 です。

(※コロナ禍の現在は、「リアルとオンラインのハイブリッド」で実施していますが、この辺はまた別途。)

トレセン受けるとどうなるの?

では、「トレセン」を受けるとどうなるのでしょうか?

SHIFTのタグラインは 「その常識、変えてみせる」 です。

SHIFTの公式ロゴ

SHIFTコーポレートページ>タグラインの説明
https://www.shiftinc.jp/company/tagline/

ですので、 トレセンで一番大切なのは、「常識を変える」こと だと考えています。

実践するためには、まずは自分自身の「常識を変える」ということですね。

最近では「アンラーン」という言葉もありますが、SHIFTの「トレセン」はそれを意識してかせずか分かりませんが、というより改めて考えると、少なくともぼく自身は無意識で 「トレセン」で「アンラーン」 をしている気がします。

言い換えれば「マインドセットを変える」 ということです。

「アンラーン」とは、ともすれば誤解されやすいですが、これまでの学び、ノウハウや経験を捨てるものではありません。

当たり前ですが、前職を否定する必要もありません(それをしてしまったら、自分のこれまでの人生を否定することになるので、自分がかわいそうですよね)。

「学び直し」「学びほぐし」と言われたりします。それによって新たなことをインストールすることでもあります。

ぼくが思っている「トレセン」での「アンラーン」は、これまでのノウハウや経験は活かしつつ、

  • 使い方を変える

  • 回転数を上げる

  • ギアを変える

  • そのために、タガをはずす。

そんなイメージです。

別の言い方をすれば、

  • 行動を変える

  • 習慣を変える

とも言えるかもしれません。

それって特別なこと?

ぼく自身、これまで、一回しか転職したことがありません。つまり、新卒で入った前職とSHIFTでしか、社員としての経験はありません。

ですので、経験としてSHIFTのトレセンしか、中途入社での受入研修は受けたことがありません。

「普通の会社」の受入研修の実体験は無いことになります。

でも、SHIFTの受入研修はきっと珍しいのだと思います。「トレセン」での受講者アンケートを見ても、そういった声が多いのも事実です。

でもでも、本当は変わったことはやってないのではないかと思っていますし、それは SHIFTにしか出来ないことではない と思います。

もし違いがあるとすれば、

  • 徹底具合が違う

  • 本気度が違う

というところかなと思います。

やはり「トレセン」でのアンケートを見ても、「勢いを感じた」「スピード感がすごい」「どの講師も一貫して本質が共通している」等々、 「トレセン」そのものがSHIFTを象徴している 、というよりそうありたいと推進しています。

SHIFTは「採用が強い会社」と思われていますが、「教育も強い会社」だとぼくは思っています。

あらためて、なぜやるの?

突き詰めれば、ぼくは「トレセン」を通して、 ハッピーに働けるエンジニアを世に送り出したいし、SHIFTの考え方を手に入れた人が増えて日本が良くなればいい 、と本気で思っています。

その入り口である「トレセン」を何回かに分けて余すところなく話していきたいと思います。

もちろん、「トレセンだけ」で変わるわけではありません。

5日間の中で変わる人もいれば、

現場に出て最初の案件で変わる人もいるでしょう。

一年くらい経ってから「ああ、こういうことか」と腑に落ちる人もいるはずです。

はたまた、「自分には合わない」と感じる人もいるかもしれないですし、もしかしたら、SHIFTを辞めてから「あ、SHIFTってこういうとこだったんだな」と思うかもしれないですね。

こんなことを言うと採用チームには怒られるかもしれませんが、ぼくはそれでいいとも思っています。

結果的に、 SHIFTの考え方が広まればいい と思ってますし、それがぼくの 「ハッピーに働けるエンジニアを世に送り出したいし、SHIFTの考え方を手に入れた人が増えて日本が良くなればいい」 ということです。

まとめ

SHIFTの受入研修「トレセン」について話してきましたが、まだまだ中身はよく分かりませんね。

ともすれば「うさんくさいぞ」「なんか宗教感あるな」と思われたかもしれません(笑)

以降ではもう少し具体的に、

  • トレセンとはなんなのか、

  • 何をやっているか、

  • それはなぜなのか、

など、トレセンの秘密、ひいてはSHIFT入社者の成長の秘密に迫っていきたいと思います。

それではまた次回、お読みいただけると嬉しいです。


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執筆者プロフィール:髙橋 朋裕
SIerにてSEとして、主に民間企業向けのシステム開発やパッケージソフト開発を経験した後、2019年にSHIFTに入社。 SHIFTでは、SHIFTグループ社員の人材育成を担う能力開発部門に従事している。主に社員の受入教育を担当しており、年間1000人の新卒・中途社員研修を一手に引き受けている。

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