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Salesforce Trailheadを活用しよう

ごあいさつ

こんにちは。 株式会社SHIFT カスタマーサクセスグループ Salesforceチームの川口です。Salesforceの定着支援、業務改善のコンサルティングなどを行っております。

Salesforceに出会ってからまだ4年ほどですが、過去の経験から皆さまのお役に立ちそうな情報をご紹介していきたいと思います。

さて、今回ご紹介するのはSalesforceを学ぶ方なら誰もが通るTrailheadをご紹介します。学習を始められたばかりの方のご参考になれば幸いです。

Trailheadとは

Salesforceが提供している無料のアプリケーション(学習コンテンツ)です。

受講者はSalesforceの基礎や応用といったハードスキルだけでなく、各レイヤーに合わせたソフトスキルを学ぶことができます。

短い時間で学習できるものからPlayGroudと呼ばれるハンズオン組織で実際に操作ができる学習まで、さまざまなコンテンツがあります。

また、学習状況や獲得したスキルはバッジやポイントで一目で確認できるようになっています。

使い方

まずは始めてみましょう!簡単な手順でスタートできます。

1. 登録する

Trailhead公式サイトからサインアップ(登録)を行い、画面の指示に従って登録を完了させましょう。

2. 受講する

登録ができたら、いざ受講です。

Trailheadはモジュール・プロジェクト・Trail(MiX)といった3つから構成されています。

モジュール

モジュールとは、ツールや機能などの特定の学習内容がトピックごとにまとめられたものです。 ひとまず学習を始めたいという方はこちらから初めてみるのがおすすめです。

プロジェクト

プロジェクトとは、PlayGroudと呼ばれる専用の環境を使って実際に手を動かしながら行う実践演習です。 「百聞は一見に如かず」タイプの方はこちらから始めてみると良いと思います。

Trail(トレイル)

「Trail」とは、受講者に必要なスキルセットに合わせて、モジュールを組み合わせた学習カリキュラムのことです。学びたい項目が明確になっていて、順序立てて学びたい方はこちらをおすすめします。

ご自身に合った学び方はタイミングや環境によって変わることもあると思うので、 まずはそれぞれの受講方法を確認してみてください。

3. ポイント獲得!ランクアップ!

それぞれの項目に課題が準備されており、課題をクリアするとポイントを獲得することができます。

保有しているポイントごとにランクが割り当てられる「Trailblazer ランク」という仕組みがあり、ゲーム感覚でどんどん受講を進められます。

ポイントを積み重ねて、ランクをどんどん上げていきましょう。

メリット

無料

冒頭でもご紹介しましたが、登録から受講、PlayGroudの利用に至るまですべて無料で行うことができます。

ご自身がシステム管理者で、社内でひろめる立場の方であれば学習コンテンツを作る必要もなく活用できます。

自社の環境に沿った完全な学習を行うことはできませんが、操作方法から考え方まで学べるコンテンツはSalesforceならではだと思います。

ちなみに自社の環境や企業風土に合わせたコンテンツや、学習内容を作成することができる 「myTrailhead」という有償のサービスもありますが、こちらはまたの機会にご紹介させてください。

"試験対策"にもGood!

認定資格の試験概要に記載されているのでご存知の方も多いかもしれませんが、実はSalesforce公式の試験対策向けのTraiMixがあります。

Salesforceの考えるSalesforceの使い方や、運用方法が書かれているモジュールもあるので試験に向けたインプットにも最適です。

私自身も新たな認定資格取得に試験勉強を始めようという場合はこちらからまずスタートします。(まとまった勉強はバッジやポイントを獲得できるので一石二鳥です!!)

転職や就職の際に有利になる場合も

Trailheadを通じて獲得したポイントやバッジやランクは、あなたがこれまで学習してきた一つの証です。

もちろん勉強してきた結果が形になる認定試験に合格しているのがベストかもしれませんが、「〇〇ポイントです。」「ランクは▲▲です。」という話ができると、「この人はこれくらいのレベルにあるんだな。」と推測することができます。

ご自身のキャリアをより一層磨くためにも学習を進めてみてください。

学習できるだけではなく、試験の対策や自身のキャリアアップまで幅広くとことん使えるTrailhead。優秀です。

注意点

ここまでいいこと尽くしで万能なTrailheadですが、1点だけ注意点があります。

私自身が一番つまずいた点ですが、やはりアメリカ生まれのSalesforceですから英語がベースになっています。 数年前から比べると日本語のモジュールやプロジェクトはかなり増えたことを実感できますが、一部で英語のコンテンツがあります。

パッと見るととっつきにくい印象を持ってしまいますが、Google翻訳などの翻訳ソフトを活用して英語のコンテンツにもぜひ挑戦してみてください。

安心してください。途中でやめたっていいんです。誰にも怒られることはありません。(笑)

まとめ

簡単ではありますが、Trailheadについてご説明させていただきました。
得られるものがたくさんあり、だれでも気軽に始められるTrailhead。

私も「まだまだ!!」と思いながら、時間があればTrailheadを実施しています。

Salesforceを始めたばかりで「なんだこれ?」と思われている方はぜひこの機会にはじめてみてはいかがでしょうか?


執筆者プロフィール:川口 貴弘
元不動産業界の「IT関係なんでも屋」です。お仕事のなかでSalesforceに出会い導入することに。 日々従業員のサポートをしながら、「もっとたくさんの方の力になりたい」という思いからSHIFTへ転職。 Salesforceのさまざまな知識を日々収集しながら毎日を過ごしています。

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