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睡眠の謎と快眠のためのヒント②

こんにちは!ウェルネス・ドクターShieです♫

睡眠ネタの続きです。

睡眠中に出るメラトニンホルモンはコロナウイルス予防にも重要という報告もあります。

睡眠のことをもっと知って、自分で免疫力を高めていきましょう☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆


機能性医学機構のニュースレターから↓

睡眠を細胞レベルに掘り下げて考えてみよう〜ミトコンドリアへの影響は?


何年にもわたり、研究者らは睡眠障害によって、われわれの体の細胞レベルで何が起こるのかを実験してきた。ある研究ではミトコンドリアへの影響を調べることで睡眠不足と酸化ストレスの関係を示唆している。

ミトコンドリアとは、われわれの体のエネルギー産生の源であり、ATPを含む何種類かの代謝物の産生を介して細胞レベルでのエネルギー代謝とホメオスタシスを担っている。

急性・慢性のストレスはミトコンドリアの生物学的反応の様々な局面に影響を及ぼし、慢性的なストレスに暴露され続けるとミトコンドリア間で分子レベルおよび機能的な再調整が起きてしまう。(細胞レベルでダメージを受けるってことです。)

ミトコンドリアの役割として考えられるのは2つ。

1.ストレスのターゲット

2.ストレスによる病態生理学の仲介(他の組織にストレスを受けたことを知らせる)

睡眠の生物学的機能の1つは酸化ストレスから体を守ることである。

サーカディアンリズムと睡眠障害

エネルギー代謝と酸化ストレスから防御するための、細胞の抗酸化メカニズムは体内時計によってコーディネートされているということがここ数年の研究で明らかになってきている。体内時計とは、体の昼と夜のオンオフを切り替えるメカニズムである。


2018年、ヒトの皮膚の線維芽細胞とマウスを使ったミトコンドリアのサーカディアンコントロールと酸化代謝との関連を調べる研究が、インビトロ・インヴィヴォ両方にて行われた。

また同年、ショウジョウバエを用いて睡眠障害がミトコンドリア機能に及ぼす影響を調べた研究も行われた。

上記の分析の結果、睡眠障害によってミトコンドリアの酸化的リン酸化が低下することにより、ミトコンドリアの生物学的エネルギー産生能が減少することがわかった。(エネルギーを作れないと、身体中の機能が落ちます。わかりやすいのは疲れです。)


身体運動と睡眠障害の組み合わせがヒトの酸化ストレスへどのような効果をもたらすかの研究では、酸化ストレスは身体的活動だけでなく、睡眠障害を始め心理的ストレスに晒された結果引き起こされることが明らかになった。

この研究では健康な成人に36時間の睡眠せずトレーニングをさせたところ、酵素の抗酸化防御能が低下し脂質酸化が起きると同時に筋肉のダメージが確認された。

睡眠とミトコンドリアの健康のためのセラピー

明らかに、睡眠は身体機能を保つために必須であり、睡眠障害によって様々な健康被害が生じる。

以下に睡眠障害の治療のためにヒントを紹介する。

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