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父の介護が始まって

お立ち寄り頂きありがとうございます。

さて、五か月の間、入院生活を送っていた父が先日無事に退院し、在宅での介護が始まりました。
noteはパソコンで入力していましたが、頻繁にトイレの介助やその他の用事、食事の支度などが入るので、パソコンを開く時間がなくなり、今回はスマホをポチポチしながら書いています。ちなみに時刻は午前三時、疲れているはずなのに目が覚めてしまい、眠れぬ時間の活用です。……今はまだ気が張っているので何とでもなりますが、本来は意地でも寝ておかなければならない時間になってくるはずですね。気を付けます。

このご時世で、入院中は本当に面会ができなかったので、父は自力でどの程度のことができるのか、できないのか、ほとんど判りませんでした。片側に麻痺が残ったので、それは程度としては軽いものだと聞いていましたが、在宅で大丈夫なものか、体力のない私にも介護はできるのか、始まってみるまで不安しかありませんでした。

実際に始まってみると、例えば歩行器を上手に使うので、見守りこそ必要ですがトイレまでの移動はがんばってくれます。ただ体幹が悪く、時々バランスを崩して怖いので見守りは必須です。
食事に関しても今のところ、減塩仕様になったので「病院より味が薄い」と笑いながら完食してくれています。食事が摂れることが一番大切だと思うので、私の精神的にも助かっています。味が薄いのはごめんね……。

父としては、何をするにも家族の介助が必要だということで落ち込んだり気にしたりする部分もあるようで、「ちゃんと家に帰ってきてくれて、できる範囲で動いてくれているだけで充分よ」と伝えていますが、やはり本人にしか解らない苦しみや辛さもあるのでしょうね。父は基本的に寡黙で、何でも我慢してしまう人なので、うまくそういったストレスというかモヤモヤも、発散できる何かを探っていきたいものです。
私としては本当に、また顔を合わせて笑ったり愚痴を語り合ったりできて、生きてくれているだけで充分なのですが……。これから余裕のなくなることももっと出てくるでしょうし、介護のぴかぴかな初心者マークを付けている身、気負わずに過ごしていきたいものです。

別居中の母も、食事の見守りと着替えは手伝ってくれていまして、数日は夜も泊まってくれるということで、相変わらず私は何かと怒られながら、久々に家族で過ごす時間も増えています。遠くに住んでいる弟も、父の入院中に何度か、家の改修に向けて手伝いに帰ってきてくれていました。

父が病気をしたことは大変でしたが、久し振りに、本当に久し振りに、色々あるものの「家族」の時間を過ごせてはいます。
機能不全家庭の過去を、少しだけやり直しているのかな、などと思ったりもします。

さて、本日は父が初めてデイサービスを利用することになっている日です。本人はあまり乗り気ではないのですが、無事に行ってきてくれるでしょうか。
家にいると過保護な私がくっついてくるので、父も正直うっとうしいと感じている時間があるはずです、父も羽を伸ばせる時間が過ごせることを願っているのですが……(私も少し羽を伸ばさないといけません)。

以上、始めたての介護のお話でした。
今後のnoteは、ここまでに下書きにストックしていたものと、時間があれば今回のように書いていくものと、織り交ぜて投稿していきたいと思います。よろしくお願いいたします。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

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