仕事で学んだこと ~仕事の進め方篇~【仕事ノート】
私などが偉そうに仕事論を授業するようなことはできない。
ただ、自分が学んだことを自分の為にメモするだけだ。
ほぼ日記である。業務日誌である。
しかし、せっかくならnoteに書けばアウトプットの練習にもなるし、読んで頂いた方のちょっとしたヒントになることもあるかもしれない。(ないかもしれない。)そういう趣旨だ。
今回は仕事を通じて学んだ、仕事の心得について書き散らしてみる。
心得①:目的を考える。何よりも、常に。
仕事のすべては目的に始まり目的に終わると思う。
どんな業種でもそうだと思う。
そのメールを書く目的、資料を作る目的、会議をする目的、質問をする目的・・・。とにかくそれを常に考え続ける。これだけでもかなり仕事は上達すると思う。
良くあるのが、資料を作っていると資料を作ることが目的になってしまうことだ。あとは会議をすることが目的になってしまうこと。優秀な人ほど、目的をいつも考えている印象だ。
心得②:ゴールを決める。ゴールを思い浮かべる。
例えば打合せでも会議でも。何を決める会議なのか、何を達成する為の会議なのか。そういうゴールが決まってないとみんなが同じ方向で喋れない。とにかくゴールを設定する&共有する。
心得③:優先順位を考え抜く
時間や体力やお金というリソースは限られている。
リソースをどのように配分するかが極めて重要だ。
また、配分だけではなくて順番が大事だ。
何から手を付けていくのか。
考え出すと、優先順位という考え方はとても奥が深い。
人生経営でも重要な概念だ。
仕事で優秀な結果を出している人や、人生を幸せそうに生きている人って必ずこの優先順位の付け方がうまい。優先順位については奥が深すぎるので別記事で熱っぽく語りたい所存だ。
心得④:自分の意志を持つ。
自分はどうしたいのか?を考えないとダメだ。
言われたままやるとか、言われたからやるとか、やらないと怒られるからやるとか、そういうのではダメだ。やらされているうちは楽しくないし、成長もしないし、ストレス溜まるし、ぜんぜんダメ。
それに自分はどうしたいのか、を持っている人は自分を中心にいろいろとコントロールしていけるから強いし自由だ。
電通鬼十則にはこんな一節がある。
これはなかなか含蓄のある言葉だ。
私も自分がどうしたいのか?をいう意志を強く持って、自分本位でどんどん周囲を引きずり回したい。そういうふうに仕事に取り組みたい。
心得⑤:相手が何をしたいのかを考える
自分の意志を持つこととセットで、逆に相手がどうしたいのか?を考える。
言わば相手の意志を汲み取ること。
顧客は何をしてほしんだろう?何を知りたいんだろう?何が課題なんだろう?といったことを考え抜く。
業種にもよって相手は変わってくるだろうが、どの業種でもその相手がしたいことを考えることは重要だと思う。
セールスマンなら、お客さんのニーズはなんだろうか?と考える。
美容師なら、お客さんはどんな髪型にしたいのかな?どういうイメージなんだろう?と考える。
塾講師なら、生徒がどこが分からないのかを考える。
お笑い芸人なら、相手のツボを考える。
投手なら、バッターの待っている球種は何で、どこのコースなら嫌がるだろうか?と考える。
心得⑥:理由の無いことはしない
目的を考えることと似ているが、少し角度を変えて。
例えば資料を作っていたとして、文字の大きさを変えるとしても必ず理由が無いといけないと思う。
「強調したいポイントだから」とか、「逆に注目してほしくないポイントだから級数を下げる」とか。
理由の無いことはしない、という心がけがないと、意味のない作業が増えてしまったり、説明責任が果たせなくなったりする。だから理由の無いことはしない。
心得⑦:楽をする方法を考える
逆説的だが、仕事は楽をする方法を考えることが大事だと思う。
なぜなら、楽をする方法を考えると、効率化できたり、不要な仕事を減らせるからだ。結果的にもっと大事なことにリソースを割けるようになる。
究極的なことを言えば仕事なんてなくなってしまったほうが良いだろう。
仕事があるということは何か世界に課題が残っているということだ。
もちろん、課題がなくなることなんて無いから、仕事がなくなることもないのだが・・・。
心得⑧:「考えたこと」こそが商品だ
皿洗いのような物理的な仕事であれば、考えた事というより物理的に皿をキレイにすることが仕事だ。
そういう物理的な仕事でない場合、考えたことこそがその人の提出した価値だと思う。
何も、コンサルタントのような提言だけが「考えたこと」ではない。
資料を「クリップでとめるか、ホッチキスでとめるか」という意思決定だって、立派な考えたことだとおもう。
「この資料は外でも開く時がありそうだから、クリップよりホッチキスでとめたほうが良いと考えて、ホッチキスでとめた」みたいに。
おわりに
またこのノートは適宜追記&アップデートしていきたい所存だ。
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