見出し画像

優先順位について【仕事ノート】

仕事をする中で、優先順位という概念がとても有意義で、効果的で、実用的で、奥が深く、幅が広いものだと感じる。
そこで、優先順位についてのメモを書き記したい。

※仕事内容/職種にもよるだろうが、割と普遍的・汎用的に活用できる概念だと思う。

なぜ優先順位が重要なのか?

時間とエネルギーとお金といったリソースが限られているから。
また、効果を最大化する為。

→優先順位はそのリソースの配分を検討する時のモノサシになる。

優先順位の魔力

●徹底すると、「外さなくなる」

・判断を外さなくなる。
・Meetingの方向性を外さなくなる

●徹底すると、時間と労力とお金がうまく割り当てられる

●徹底すると、不思議なことに仕事がうまく回る。

・一日が終わった時に、やり残した仕事があっても、優先順位の高いものは終わっているので、だいじょうぶだっりする。

優先順位の活用例

●Meetingでの進行/ディスカッションの論点/方向性
●メールを書く時/読む時
●資料を作る時/読むとき
●仕事/タスクを進める時

優先順位の決め方

①時間的な優先度。急ぎ度合。緊急性。
②重要性
→動くお金の大きさ、与えるインパクトの深さ/広さ/強さ
③代替不可能性
→その人じゃないとできない仕事か?それじゃないとできないか?
④不可逆性
→やり直しがきくか?修正ができるか?

ケーススタディ(具体例)

旅行に行くときの荷造りのケースを考えてみる。
どんなアイテムを持っていくべきか?
まず、判断ポイントは下記のようなものが考えられる。

<優先順位を考える為の基準>
・それを現地で買えるか?
・それを買うとしたら高額か安価か?
・それを持っていかなくても何かで代替可能か?
・それが無いとどれくらい困るか?

これらを踏まえると、
例えばメガネ/コンタクトレンズは旅行に持っていくべきアイテムとしては優先順位が高いだろう。さっきのモノサシを当てて考えてみる。

・それを現地で買えるか?
→買えないことも無いが、眼鏡屋さんを見つけるのは難しい。

・それを買うとしたら高額か安価か?
→買えないこともないが、コスパが悪すぎる。
旅先でメガネを忘れたからと言って1万円くらいかけて新調するのは時間的にもお金的にもパフォーマンスが悪すぎる。

・それを持っていかなくても何かで代替可能か?
→基本的に不可能である。友達からコンタクトを借りることはできない。One-Dayタイプを貰ったとしても、度数などがあっていないから友達のコンタクトレンズは使えない。

・それが無いとどれくらい困るか?
けっこう困る。どれくらい近視かにもよるが、近視が強い人の場合は旅を楽しめないどころか続行できない可能性もある。

けっこう長くなったが、このような観点を踏まえれば旅行に持っていくべき優先順位が決定できる。
(現実的には、ここまで丁寧なプロセスで吟味することはないだろうが。)

優先順位の仕事以外のシーンでの活用例

ここまで、仕事というシーンに限定して書いたが、実際のところ私生活や人生経営などのシーンにおいてもこの優先順位という概念は有効だ。

●転職の意思決定
・スキルアップなのか、ワークライフバランスなのか、給料の高さなのか?といった意思決定プロセスで優先順位を活用。

●住む場所の意思決定
・駅近なのか、部屋の広さなのか、建物の新しさなのか、といった意思決定プロセスで優先順位を活用。

●休日の過ごし方のデザイン
・友達の飲みに行くことに時間を使うのか、運動することに時間を使うのか?寝ることに時間を使うのか?など時間の割り当てを考える際に優先順位を活用。

などなど、意思決定をする際に活躍しそうだ。

サマリー

優先順位という概念は人生のあらゆるシーンで活躍する概念だと思う。
小学校くらいからこの概念を教わりたかったくらいだ。
今後もこの概念をより深く理解し、身に着けていきたい。
そして仕事の意思決定や、人生の意思決定で活用していきたい。

※この記事はその趣旨と性質上、どんどん加筆していきたい所存だ。

この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?