4日間不眠不休にも耐える、自衛隊「レンジャー」をみて「過酷さ」と「精神力」について考えた
「しんどい」エピソードってどこかで一回は聞きますよね。
あるいは体験したこともあるかもしれません。。
例えば、受験生。「1日15時間勉強をして、ご飯を食べている時も単語帳を開いてた。」みたいな。
あとは、強豪校の部活。
PL学園野球部とか、市立船橋のサッカー部とか。
水飲めないとか、上下関係がヤバすぎるとか。
会社で言うなら、激務系の会社。あえて具体は出しませんが。。
あるいは、そういう外的な過酷さだけではなくて、努力論みたいな文脈でもしんどさ・過酷さは関わってきますよね。
たとえば、ある社長が「俺が起業したての時は、一日3時間睡眠で、2~3年は休みが一度も無く、365日会社で寝泊まりしてた。」とか、「二徹は当たり前で、三徹してこともあった。」とか。
こういう過酷さって、どこの世界でも少なからず触れられますよね。
「血が滲むような」「血反吐を吐きながら」「目を白黒させながら」「死に物狂いで」みたいな・・・。
そのなかでもこれは日本でいちばんきついんじゃないか?という場所を見つけてしまいました。
それが、自衛隊の「レンジャー」です。
この動画はあまりにも衝撃的でした。
この訓練はきつすぎる。。。。
レンジャーとは自衛隊の中の精鋭部隊のようです。
(他にも、第一空挺団などの精鋭部隊が存在するようですが・・)
この訓練が考え得る中でもっともしんどいのでは?日本一しんどいのでは?と思われるような衝撃的な内容でした。。
そもそも自衛隊員はめちゃくちゃ肉体的にも精神的にも「屈強な」方々のはずです。その中でも8%の選ばれし方々が挑む訓練なのだからハードなのは間違いありません。
訓練の様子についての詳しい内容は割愛しますが、この訓練を見て、「精神力ってなんなんだろう?」と疑問がわきました。
肉体的な強さ、体力の大きさっていうのは、なんかイメージできます。
たしかに存在していると思います。
たとえばこのレンジャーの方々と、一般人を比較すればそれは明らかです。
あとは肉体をみればわかります。
一方で、精神力っていうのはどういう構造をしているのだろう?という疑問が湧いてきた。
このレンジャー訓練の中でも、脱落していく人と残る人が出ています。
自衛隊の中でも
脱落するか残るかについては、もちろん体力の大きさ/強さが影響していると思います。
しかし、おそらく精神力の強さみたいなものも関係していると思われます。
とすると、精神力の強さとは一体何なんでしょうか。
また、鍛えることができる類のものなのでしょうか?
そして、どこまで鍛えることができるものなのでしょうか?
精神力の強さとか、ストレス耐性とか、冒頭に書いた通りいろんなシーンで関係してくる概念であるにもかかわらず、その実態はあまり理論化されていませんよね。
一方、筋肉の鍛え方についてはかなり理論化されていますよね。
精神力という分野も、理論化され、どういう構造をしていて、どういうふうに理解すれば良くて、どういうふうに鍛えられるのかなどがある程度解明されてほしいなと思いました。
もちろん、フィジカルな物理的な分野とは違って、精神の世界は捉えるのが難しいことは承知していますが・・・。
それにしても、この訓練に耐えることが出来る人は、何をやっても耐え抜ける気がするのですが、どうなんでしょうか?
また、この自衛隊のみなさまのお陰で災害時などの有事にも国民の安全と健康が守られているのだなと思うと、感謝の念が湧いてきます。
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