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「愛」「厳しさ」「信頼」でまっすぐ育つ!子育ての基本を振り返ろう

「子育ての三種の神器」、それは「愛」「厳しさ」「信頼」です。この3つを大切にすることで、子どもはまっすぐに育つというわけです。一見すると当たり前のことのようですが、振り返ってみると「三種の神器」を使いこなして子育てしている!という方は少ないのではないでしょうか。

そこで今回は、子育てにおける「愛」「厳しさ」「信頼」とはどういうものなのかをかみ砕いてお伝えします。春は始まりの季節。ぜひ、初心に戻って子どもと向き合うきっかけにしてみてくださいね。

●「愛」「厳しさ」「信頼」は三位一体

子どもへの愛の形は、親によってさまざまです。ですが、共通することは「表現しないと愛は伝わらない」ということ。抱っこや手つなぎなどのスキンシップ、直接的な言葉で、いくらでも愛を伝えましょう。子どもの話に耳を傾け対話をすることも、じゅうぶんな愛情表現となります。

そしてポイントとなるのが、ただ愛するだけでは、子どもはまっすぐに育たないということです。悪いことは悪いと叱る、ダメなことはダメだときちんと教える。それが真の厳しさなのです。ただ溺愛していても、子どもは我慢強さや忍耐力を身につけることはできません。

注意したいのは、恐怖を与える“恐育”とならないようにすること。そうならないために必要なのが子どもへの愛、そして信頼です。子どもは、叱咤の裏にある愛情や信頼を敏感に感じ取ります。親がただ闇雲に叱りつけていることがわかれば子どもは心を閉ざし、話も聞かなくなるでしょう。「信頼してもらえない」というのは、大人でも子どもでも寂しいものですよね。

以上の説明でもわかるように、「愛」「厳しさ」「信頼」はそれぞれ独立して存在するのではなく、密接に結ばれています。どれかひとつをとっても足りません。愛と厳しさは車の車輪、信頼はエンジンのようなものといえるでしょう。

●「子どもへの信頼」を伴った「愛」と「厳しさ」を

子どもはよく失敗をしますし、間違ったこともします。しかし、親が愛を伝えずただ厳しく叱り飛ばすだけなら、子どもの心が開くことはありません。またその反対で、間違ったことをしたのに叱らず猫可愛がりするだけなら、子どもは何度も同じことを繰り返すでしょう。

まずは、どんなことがあっても「あなたのことを愛している」と伝えることを大切にしましょう。そして、愛情や厳しさの裏付けとなる「子どもへの信頼」を忘れないようにしましょう。

子どもはそんな親の想いに応えようと一生懸命に頑張るようになります。また、自分を律し、自分の行動に責任を持つようになっていきます。道を逸れることがあっても、きっと正しい道に戻ることができるでしょう。「愛」「厳しさ」「信頼」は子育ての基本、そして子どもがまっすぐに育つための糧なのです。

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