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俳句あそびで作文力の基礎を養おう!【七田式親子あそび】

今日、3月11日は「コラムの日」です。1751年3月11日にイギリスの新聞「ロンドン・アドバイザー リテラリー・ガゼット」にて、「短い評論」の連載を開始したことが由来とされ
ています。

現在では、日常的に使う「コラム」という言葉ですが、元々はラテン語で「柱」を意味する「columna」に由来します。古代ギリシャなどの建築にある石の円柱のことを「column」と呼んでいたことから、「円柱状のもの」や「縦の列」といった意味を持つようになったといわれています。新聞のコラムも、「縦の欄」を利用していることから、「縦の欄」=「縦の列」という意味で「コラム」と呼ぶようになったようです。

コラムとは少々異なりますが、作文力の基礎となる語彙力や表現力、発想力をつけるという目的で七田式で取り組んでいるあそびに、「俳句あそび」があります。文字数が決まっている点も、コラムと俳句は共通していますよね。今回は、この俳句あそびについてご紹介します。

●俳句あそびは「リズムあそび」?!

まだ小さい子どもが俳句を作るということに、驚かれる方もいらっしゃるでしょう。たしかに、2、3歳の子どもは、頭のなかにたくさんの語彙を収集していながら、言葉にして表現するのはたどたどしいですよね。しかし、俳句の「五七五」のリズムは、子どもにとって規則ではなく、リズムのような感覚で捉えられるのかあそびとして楽しむことができます

あそび方はまず、俳句のテーマとなる絵を見せます。絵本を使うのもいいですね。絵を見せながら、棒などでたたきながらリズムをとり、親が俳句を作ってみせます。その句を言葉として「記憶」しなくてはいけないとなると楽しくありませんが、リズムを取りながら句を読むことで自然と楽しく覚えることができます。このあそびのポイントは、最初に絵を見せ、親子でイメージを共有するということです。そして、俳句のルールである季語は無視してかまいませんので、親子で自由に俳句を作ってみましょう。最初は、親と同じ句を真似ていうだけかもしれませんが、そのうち子ども自身でも自由に句を作るように促してあげるといいですね。

●俳句あそびで豊かな発想力や表現力も身につけよう!

このあそびは、イメージを言葉にするので「発想力」「表現力」も培われていきます。また、文章と違って文字数も少ないため、言葉が出始めた幼い子どもでも取り組むことができます。また、絵を見ながら繰り返し言葉にしていくので、子どもの語彙力も高まっていくでしょう。これらは、作文力の基礎となっていきます。

親子で、その時期にしか作れない俳句をたくさん作って楽しんでみてくださいね。

参考:コラムの日(3月11日)https://prtimes.jp/magazine/today/column-day/