見出し画像

投資の勉強のために読んだ本

資産運用をしてみたいと思いたった時、知らないことばかりで何から手をつけていいか分かりませんでした。
ほぼ知識ゼロの状態から挑むのは無謀なので、始める前に少し勉強期間を設けました。
その時に読んだ本を今日は紹介したいと思います。

①だれでもカンタンにできる資産運用のはじめ方

書店で内容を見て最初に購入した本でした。
マンガや図表が多くフルカラーで読みやすいです。
導入部分は質問形式で、これから投資を始めようとする多くの人が感じる疑問や不安を解消し、一歩踏み出すためのアドバイスが書かれています。

基礎知識の解説も初心者に分かりやすく1項目につき見開き2ページで簡潔に解説されています。
株と債券の違い、投資信託とは、NISAやiDeCoなど当時言葉は聞いたことがあったものの内容が分からない、といったことばかりだったので基本的な情報を頭に入れることができました。

運用プランのたて方や買うべき銘柄、やってはいけないことが明確に書かれており、何の予備知識もなかった時道しるべを示してくれた本でした。

②世界を見てきた投資のプロが新入社員にこっそり教えている驚くほどシンプルで一生使える投資の極意

Kindleで読みました。
金融系の会社に入った新入社員とその上司の会話形式で話が進んでいきます。
投資に対する考え方を根本的に変えてくれた本です。

仕事をもつ一人一人が稼ぐための能力と可能性を持っており、それもまた資産であるという「人的資産」の概念は今まで自分にはないものでした。

株や債券を購入するということはその会社や国を支援すると同時に監視することで、社会参加なのです。
投資ってもっと個人的なものかと思っていましたが、世の中を豊かにすることが個人も豊かにすることなのだと分かりました。

また日本人の多くは銀行に預金をして資産が日本だけに集中しがちであり、投資先を全世界、複数商品に分けて視野を広げることでリスクの分散ができることも学びました。

働くすべての人が一生役立つ知識が詰まっており、作者の投資に対する向き合い方にとても感銘を受けました。

③これ一冊で基礎から運用までOK! 図解付き 投資信託 超入門 2021年改訂版

こちらもKindleです。
勉強を進めていく中で、投資信託から始めることを決めました。
そこでより実践的な方法を知りたくて読んだ本です。

・投資信託やETFの仕組みについて
・分散投資の具体的な組み合わせ
・長期投資の考え方と重要性
・一定期間で決まった額を入金し、景気に合わせて購入数を調整するドルコスト平均法について
・手数料や税金の知識と付き合い方

など実際に運用を始めるために知っておかなければならない情報がたくさん載っておりました。

項目ごとに☆印で重要度がついているので、運用を始めてからも読み返して
必要な部分だけ振り返ったり辞書的な使い方もできると思います。

証券口座を開設するのは簡単なのですが、次の一歩ってとても難しいです。
実際、口座開設から商品の購入まで、実は半年くらい間がありました。

この本は二歩目を踏み出すのに役立つ本だと感じました。

まとめ:勉強と実体験の掛け合わせが大事

個人的に勉強になった3冊を紹介しましたが、実際はこの倍くらいの本を読んでいます。そしてまだまだ勉強は続いています。

知識のインプットと同じくらい大事なのが、実際に経験してみることだと思っています。投資の世界はやってみなければ分からないことが多いです。
本で背中を押してもらって、実際にやってみる。
そして体験から得たことを分析してみる。
その繰り返しが重要なのではないかと思っています。
今回挙げた本が読んでくださった方の背中を押すきかっけになれば幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?