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ミニ個展のまとめなど(そして新しい絵少々)

こんにちは。note、全然見られておらずすみません。
ミニ個展のために飛行機乗って、帰ってきて、入院しております
(体調不良ではなく元々予定されていたもので、すぐ退院するので心配は無用です)

ネット環境いまいちですが、暇なので、のろのろとミニ個展のまとめを書いています

今さらですが、ミニ個展マガジン作っておきました。作っておきながら、この記事でミニ個展のお話は落ち着くと思いますが。



ちょっと長くなるかもしれませんが、新しい絵を終わりの方に載せておきますので、よかったら読み飛ばして最後の方だけでも見ていってください。


【そもそも、なんでミニ個展。】
数じゃないだろ、という大前提はありつつ、他に基準がなかなか見当たらないので数の話をしますが、noteのフォロワー400ちょっと、Twitter(現・X)のフォロワー2100ちょっとの私、「絵師」と名乗るにはあまりに気が引けるし、別に人気者でもない、絵の好きな平凡な一般市民です。思い上がり説もちょっとあります。でも、死ぬまでの夢で個展をやってみたいなあとうっすら思いはじめていた頃でした。
去年、企画展に参加しませんかとお誘い(ギャラリーさん側からしたら、営業になるのでしょうが)いただいたギャラリーさんから、ミニ個展しませんか、とお誘い(これまた営業になるのでしょうが)をいただきました。特に縁もゆかりもない大阪の地でしたが、やってみたいなと思って(noteで)喋っていたことが、目の前に近づいてきてくれた。私の絵なんかで需要があるのか、全くわからなかったけれど。
こちらのギャラリーさん、遠方の人間にも対応してくださっていて「デジタルデータの入稿で印刷額装してもらえる・展示設営撤収・販売管理してもらえる」ので、現地に行けなくても全く問題がありません。遠隔地のデメリットがほぼありませんでした。(もちろん、手数料等はかかります)
これをお断りすることももちろんできましたが、きっと「あの時ミニ個展やっていたらどうなっていたかな」と、後で何回も思い返すような気がしました。それならば、やってみてから「あの時こうすればもっとよかったな」と思う方が、よほど健全に思えました。数日悩んだあと(本当は、4月のブース貸し出しも打診されていたものの)7月の日程で申し込むことにしたのでした。

【準備期間】
全て描き下ろしにするとか、コンセプトを決めて絵を統一するとか、いろいろ面白いことはできただろうと思います。が、経験不足のせいかなんなのかわからないけれど、「展示の絵って思うと緊張して全然アイデア出てこないマン」でした。なので、既出のイラストを「リメイクする(描き直す)」という形で準備をすることにしました。展示作品到着締め切りのおよそ1ヶ月半前からはじめて、描き下ろしが3枚だったか、まあとにかくそのくらい、リメイクなしでそのまま出したものが6枚くらいだったか、そんなものを含めて計30枚ぶんのデジタルデータを用意しました。
そして販売物も置いていただけるということだったので、ちょっとしたグッズに向けてイラストを描き、発注など。無事に期限前に入稿とグッズの発送は完了です。

【価格設定】
自分のイラストに、価格をつけなければなりませんでした。「画家」の肩書きをイメージするとわかりやすい気がしますが、絵を収入にしている方は、絵を販売して、それを日々の糧にすることとなるのでしょう(実際やっていないので、想像の域を出ない発言をしています)。そうなってくると、絵にはやっぱりかけた時間や思いに見合った価格をつけるべきだと思います。
今回私は、かなり安価な価格設定をしていました。自分の絵がデジタルで、一点ものではないということもありましたし、絵を売って収入を得たいというよりも、絵を見てもらいたい、雰囲気を楽しんでもらえたら嬉しい、という気持ちが強く、収支については重要視していなかったためです。
結果、自分が思っていたよりもはるかにたくさんの絵をお迎えいただき、それはとても嬉しいことでした。
一方で、絵を本気でやっている方にとってみたら、私のような異常に低い価格設定をする者について、何かもの思うことがあるのではないかな、とも思ってしまいました。一点ものではないとはいえ、そのイラストに何時間かけたか?自分の時給単価はいくらか?とか考えていくと、適正価格ではなかったのかもしれません。
今回の販売価格についてどうこう思ってはいないし、お迎えいただいたことも純粋に嬉しいありがとうと思っていますが、考え方によっては『本気の方に失礼をした』とも言えるかもしれないなという点があって、今のところ自分の回答は出ていませんが、価格設定って本当に難しいなと感じています。


【いざ、展示】
お待たせしました(?)。
やっと展示の内容です。
展示風景については、こちらの記事からギャラリーさんのHPに飛んで見ていただければと思います。画像貼っていたら、記事がとんでもない分量になってしまうので、やめました。。。


この記事では、展示絵(の一部)を貼っていきますね。


童心(描き下ろし)
ミニ個展のキービジュアル的な絵になりました、後付けだけど。



一足(描き下ろし)
締め切りまで時間があったので、最後で追加に描いたもの。



奇遇_夏


花パイプ



4126



あめのにおい あめのあじ



あかになる



線香花火



やいたり、ゆでたり、ひやしたり



口実



熱帯夜



のーせーて!


以上、リメイクしたもので、お迎えいただいた物を除いた絵でした。
お迎えいただいた方の気持ちになったら、あまりあちこち載せたりしない方がいい、場合もあるかもしれないなとか思ってしまい(正解は不明)、控えます。


別にコソコソやっていたわけではないけど、家族にも展示を見てもらって、自分も他の出展者さまの作品をたくさん見て、原画はやっぱりすごいな、いいなと思ったり。楽しい経験でした。
以上、40代の夏のぼうけんでした。

ありがとうございました。



ここまで頑張って読んでくださった方、ありがとうございます。

最後に(最後も?)絵を


8月1日はついったー記念日なのです
ちょうどこの日、スマホから青い鳥さんがいなくなってしまいました


青い鳥さんがいなくなり、「ツイート」という言葉もどんどんなくなっていって寂しくなりました



夜はこれから


大阪にはとにかく人がたくさんいたのでいろんな人を見て、あーかわいいなあ。とか、印象に残った人を数名記憶してきました(怖い)。
フツーに観光しちゃってるんですけど、梅田スカイビルに行った時の写真からパレットを作ったら、ハデハデに映えるパレットができました。そこに、別の場所で見かけたカポーをモデルにして合わせました。ここまでパリピではありませんでしたが。
タンクトップのおしゃれな男性って新鮮でした。筋肉を顕示(?)している感じでもない、細めのひと。が、私が描くとどうしてもおしゃれじゃなくて裸の⚫︎将みたいになっちゃう・・・!笑
めちゃくちゃ暑かったから、こちらでは見ない薄着の方がたくさんいて(もしかしたら、海外の方が多いという理由だったのかもしれないけど)、楽しかったですね。人間観察(怖いって)。

あと20歳若かったら、こういう大都会かつ下町みたいなところで暮らすの楽しいだろうな、と思いました。
けど、帰ってきた新千歳空港上空の「周り、木と畑しかねえ・・・!」という風景に安心した私でした。笑



うわー。長い記事でした。
8月は、頑張りたい制作がひとつ、あとは余裕があったら、なんか違うこともやりたいですね。漠然・・・!
あっ!退院したら、販売用に作ったグッズを整理してminne再開します、またお知らせするので、在庫持っちゃってるので、見にきていただけるとうれしいです・・・また宣伝・・・!


あと最後にひとつだけ言わせてください
旬杯、しゅんしゅんぽんに使ってくださったり、勝手に賞をくださったり、ありがとうございました。今回、俳句は予選に行ってなかったので気を抜きまくっていましたが、短歌審査員賞をふたつ頂戴しまして、こちらもありがとうございました。ばたついていて、決選投票行きそびれた不束者はわたくしです。。。


それでは、長い記事をお読みいただきありがとうございました。


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