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バレンタインはきっかけにすぎない

あと一か月だし、もうこういうネタでもいいかしら?の、バレンタインについて考えていました。

はいきた、安定の気の早さであります。

面白いから(←私だけがな…)振り返ると、去年のバレンタインのときに描いたのはこれでした

2021.2.11 もう見たくないのに載せる恐怖の一枚

これはどういう状況か、当時の記事にも書いたと思うけどもう一回しどろもどろ説明すると、お姉ちゃんがスイーツ(作っちゃう系の)男子な弟にお菓子作りを教えてもらってる状況です。
去年から思っていた、バレンタインにただ女子がドキドキしている絵では、至って普通ではないか、と。

なので、今年も、そういう絵も描くかもしれないけれど、それだけ描いて終わるつもりはないわけです。

男の子からプレゼントと想いを伝えるバレンタインにしようと思いました。

仕上げの正解がわからなかった・・・もっと何かできた気がする。

それで、ちょっと調べたら最近は逆バレンタインとして、男の子から女の子に贈り物をするのも流行り出して?いるとかなんとか。
その趣旨が正確に汲み取れてなくて、捉え方によっては単に男の子から女の子にチョコレートをあげて女の子ハッピー、あるいは男の子から女の子へのサプライズ、みたいなようにも読めたりして、そういうものにはちょっと思うところがあり、個人的にあまり賛同しないんだけども。

とにかく、私の描こうとしたのは、バレンタインという機会に本とチョコレートを大事に用意してわくわくとどきどきを混ぜっこしている男の子です。そう見えるかどうかは、わからないけれど。
お花、ひさしぶりに、資料を見てちゃんと描きました。(そう見えるかは知らないが、見た資料は、アネモネである。)


そして、散々書いといてなんですが、突き詰めればどの日に男子からとか女子からとかどうでも良くって、当事者同士が楽しくて幸せだったらなんでもいいんじゃないか、と、思っちゃってます。バレンタインデーもホワイトデーも、どっちからともなく想いを伝えるきっかけの日でいいんじゃないの、と。
カップルの組み合わせも、多様なのでね。





仕上げに迷ったので、製作過程のぐだぐだを、たまには。

心の声がダダ漏れ、最初はなんか花、くらいしか描いてなかった。

下書きのブラシの太さでそのまま仕上げた方が、かわいかったんじゃないかしら、とも、思ってます。

全ての線レイヤーを複製して、ぼかしたもの

ぼかしすぎてしまって、伝わりにくいように思えたので、これはナシにしました。

メインの線レイヤーのぼかしをなくしたもの

これは、仕上がりと違いが分かりにくいのですが、メインの線レイヤーの主張が強すぎる気がしまして、仕上がりはメインの線レイヤーの透明度を下げて薄くしています。

仕上がり再掲

ちょっとだけ、線が薄い

「メインの線レイヤー」ってなに?って感じになっていますが、
ニンゲンの線、レイヤーが3つ分かれてまして、(後で結合するつもりだったけど忘れていた、結果的に分けておいてよかったな、となっている)
・顔と体(→これが、ここで言ってる「メインの線レイヤー」です)
・髪の毛
・プレゼント
の3つに分かれています。髪の毛とプレゼントは複製して片方をぼかしたままにしてあります。
ちなみに、お花のレイヤーも複製して片方をぼかしてあります。ちょっとぼかしをきつめに入れたはず。

些細なことかもしれないけれど、線画を複製する、とか、複製した上で片方ぼかす、とか、透明度を下げる、とか、マスクレイヤーで線にパターンを重ねる、とか、
そういった処理は簡単で、雰囲気も変わってくれやすいので、よく誤魔化すのに使っています。
デジタル画では、楽でやりやすい個人的おすすめなごまかしです。(堂々とズルを指南します)



最近絵も文もものすごくぐだぐだな自覚をしているのですが、、、ほんとすいません。絵も文も、読みやすくなるようちゃんと工夫しないとダメだよなあ。


お付き合いいただき、ありがとうございました。

それではまた。

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