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後味最悪ジュブナイル【ホラー映画を毎日観る人】(218日目)「サマー・オブ・84」

「サマー・オブ・84」(2017)
フランソワ•シマール監督
アヌーク・ウィッセル監督
ヨアン=カール•ウィッセル監督

◆あらすじ
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1984年の夏、オカルトや都市伝説が大好きな少年デイビーの住む田舎町の近辺で子供ばかりを狙う連続殺人事件が発生。犯人はケープメイの殺人鬼と呼ばれ恐れられていた。デイビーはその犯人が向かいに住む顔見知りの警察官マッキーではないかと疑いはじめる。そして友人達と共にマッキーのことを調べ始める。
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これは完全に騙されました。
「スタンド・バイ・ミー」や「イット」のような
少年少女の等身大の冒険物語かと思いきや最後の最後にとんでもなく後味最悪なものを放り込んできました。この終わり方が断トツで一番嫌です。

特に意外性のあるストーリーではないですが、余計なことをせず、緩急の付け方やバランスの良いキャストで非常に見応えのある作品となっておりとても面白かったです。

友情あり

恋愛あり

どう見てもジュブナイル作品なんですよね。

子供達が真剣に何かに立ち向かって、本気で怖がって、勇気を出して行動しても大人からみたらただの遊びの延長でしかなく、デイビー達がマッキー犯人説をいくら訴えても取り合ってもらえないもどかしさがひしひしと伝わってきました。

予告の作り方も非常に上手いなと思いました。引きをしっかり残しつつ作品の魅力を伝えており、実際に映画館でこの予告を見ていたら絶対にチェックしてたと思います。

これは名言

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