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清々しいまでのグロ描写【ホラー映画を毎日観る人】(293日目) 「ザ•ベビーシッター~キラークイーン~」

「ザ•ベビーシッター~キラークイーン~」(2020)
マックG監督

◆あらすじ
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ビーとの壮絶な戦いから2年、高校生になったコールは事件のトラウマからカウンセリングに通う日々。周囲からは虚言癖だとからかわれるが幼なじみのメラニーだけは理解者でいてくれる。そんなある日、気晴らしにとメラニー達と湖へと遊びに行くコールだが偶然そこで鑑別所上がりと噂される転校生フィービーを目撃する。貸し切りクルーズでの楽しい一時、しかしメラニーが突如友人を殺害する。彼女達もまた悪魔崇拝者で無垢なコールの血を狙っているのだった。
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前作から監督もキャストも続投で、内容もよりパワーアップしています。“清々しいまでの生命に対する冒涜”は不謹慎ながらも笑ってしまいました。面白かったです。

舞台は遊びに訪れた湖一帯で、船上での戦いから水上バイクでの逃走、山頂のコテージに辿り着くまでの戦闘の数々からクライマックスの儀式と盛りだくさんで非常に見応えがあります。

前作でぶっちぎりに可愛かった幼なじみのメラニーはより美しくなり露出度も増し主人公を惑わせます。

序盤では今作のヒロイン枠はメラニーかと思いましたが
まさかの敵側でした。

正ヒロインは転校生のフィービーで序盤のぶっきらぼうな態度から徐々に明かされる過去を経てコールと結ばれる流れもすごく良かったです。前作でも今作でも女性キャラを魅力的に描くのが非常に上手い作品だなと思いました。

チョイ悪な感じもまた良いです。

ビーの仲間達もしっかり登場しており、もはやギャグ要員と化した部分もありますが一人一人の活躍もしっかりあってやっぱり面白いですし、後半での満を持してのビーの登場も最高にカッコいいですし、まさかの展開に痺れました!

ラストのETのくだりも前作からのフリが効いてて
とても良かったです。

コールとメラニーの父親もおバカで面白く、作品がただのスプラッター作品にならないような良い意味で緊張感を無くす大事なポジションです。ちなみにコールの父親役のケン・マリーノは「バッド•マイロ!」の主人公ダンカンです。

前作同様のがっつりグロ描写はもはやギャグで“そんな訳無いだろ!”のオンパレードとなっており中盤以降ずっと笑ってしまいました。

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