子役の驚きっぷりが最高【ホラー映画を毎日観る人】(292日目) 「NY心霊捜査官」

「NY心霊捜査官」(2014)
スコット・デリクソン監督

◆あらすじ
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ニューヨーク市警のラルフはある日、妻へのDVの疑いである男を逮捕するがその男は様子がおかしく何かに取り憑かれているようだった。そしてまた別の日、今度は動物園で自分の赤ん坊をライオンの檻に投げ入れた母親を逮捕するが彼女もまた正常ではなく絶えずうわ言を発し口からは泡を吹いていた。一見何の関連性も無いこの二つの事件を調査する中でラルフは自分にしか聞こえない、見えない何かの存在に気づき始める。そんな折にメンドーサ神父はラルフにこの事件は霊能力で解決するべきだと助言する。
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「ドクター・ストレンジ」や「ブラック•フォン」のスコット・デリクソン監督作品です。

中々に骨太なストーリーで見応えがあり非常に面白かったです。ちなみに本当に実在した霊能力を持った刑事がモデルとなっているようです。

主人公ラルフ役のエリック・バナ

一見何ら関係も無さそうな別々の事件が繋がっていることが徐々に分かり、それが予想以上に厄介なモノの仕業だったという謎解きミステリー要素も面白いですし、ラスト20分程の壮絶な悪魔祓いのシーンは片時も目が離せません。腐乱死体の目や腹を大量の蝿が突き破って飛び出してくるシーンや飛び降り死体の目を背けたくなるようなグネり方にも非常にこだわりを感じました。

アウトローなやさぐれ神父メンドーサ
めちゃくちゃカッコいいです。

ラストも変に後味を悪くしたりせずにスッキリと終わるのもとても良かったです。

この子役の驚きっぷりは過去一です。